Instagramハッシュタグ投稿とチーム受信箱
Statusbrewでは、様々なソーシャルリスニング機能を提供しています。そのひとつがInstagramのハッシュタグ投稿のモニタリング機能です。これをチーム受信箱と組み合わせることで、コンテンツ管理を徹底し、ブランドの信頼性を確保します。チームの一体感を高め、競合他社に差をつけましょう。
このページは、Instagramハッシュタグ投稿のモニタリングの内容が基礎となっていますのであわせてご確認ください。
Instagramのハッシュタグモニタリング機能はPremiumプラン〜にサブスクライブしたユーザー様限定の機能です。
チーム受信箱の基本
チーム受信箱は、関連する情報やコミュニケーションをまとめたり、分類することでチームの作業を効率化する受信トレイのようなものです(チーム受信箱の詳しい説明や作成方法は、こちらをご確認ください)。
チーム受信箱は1つとは限りません。例えば、
①関係する会話をすべてまとめた、チームメンバー全員がアクセスできる受信箱
②対応が必要な会話が自動で振り分けられ、一部のメンバーだけがアクセスできる受信箱
③自分だけのプライベートスペースで、①や②で気になった会話を移動させるための受信箱
このように必要に応じて作成します。
「チーム受信箱」という名の通り、受信箱を誰と共有するのか選択できます。例えば、①はユーザーグループで「All Users」、②は該当するユーザーまたはユーザーグループをコラボレーターとして追加します。それぞれに返信可能または閲覧可能どちらかの権限を設定します。こうすることでチームメンバーと協力して作業できる環境が整います。
ハッシュタグ投稿モニタリングとチーム受信箱を組み合わせる
ソーシャルメディア上のトレンドは目まぐるしく変化します。そんなときは新しいハッシュタグを追加し、チーム受信箱と組み合わせて活用します。
ハッシュタグ投稿モニタリングもチーム受信箱も、Statusbrewのエンゲージ機能です。それぞれ、下記のような特徴があります。
ハッシュタグ投稿モニタリング機能:ソーシャルリスニング機能の1つで、の特定のハッシュタグ投稿を集めることができます。ハッシュタグやそのジャンルごとにトレイを分類して、モニタリングしやすいように設定します。
チーム受信箱:に限定せず、様々なネットワークの会話をまとめることができます。会話は手動または自動で受信箱へ移動させることが可能です。商品の種類ごとに分類したり、ワークフローごとにトレイを作ったりと、内容や用途に応じた受信箱を複数作成します。
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メッセージはルールエンジンを使って自動で受信箱へ移動させることが可能ですが、モニタリング機能と組み合わせる場合には、手動で移動させる方が安全です。ハッシュタグは対象が大きい場合もありますが、ニッチな場合もあります。モニタリング対象には、ブランドの評判を落としかねないネガティブな会話もあるかもしれません。完全にルールエンジンに頼るのではなく、ご自身でチェックすることもお勧めします。
組み合わせのベストプラクティス
2つのケースを考えてみました。
【設定】 ハッシュタグ投稿を集めるトレイとして次の3つがあります。
①#shoes #dress などファッション関係の投稿が集まるトレイ
②#到着 #まだ届かない といった商品の配達に関する投稿が集まるトレイ
③#A社 #B社 など競合他社に関する投稿が集まるトレイ
また、受信箱として次の4つがあります。
1. コンテンツ変更 2. 許可済み 3. 至急確認 4. 本人へ連絡済み
Case1:競合他社のモニタリング
①と③のハッシュタグ投稿を監視していると、公開済みの投稿に競合A社の投稿と似たコンテンツがあると判明しました。商品そのものは似ていませんが、画像のデザイン、テイストが似ており、「パクリ??」といったコメントも見られます。別商品に関するコンテンツも同じようなデザインで作成中でしたが、大きく変える必要があります。
【流れ】 会話を受信箱の1. 「コンテンツ変更」トレイに移動>クリエイターが確認し、作成中のデザインを変更>責任者のチェックを受ける>2. 「許可済み」トレイに移動>>>許可された画像は、Instagram以外のソーシャルネットワーク全体でチームの共有アセットとして使用可能に
Case2:トラブルの有無をモニタリング
②でモニタリングしていると、「到着が遅い」 「まだ届かない」という内容が多いと気がつきました。念のため①も確認すると、新商品の靴に限った遅延のようです。
【流れ】 会話をチーム受信箱3. 「至急確認」のトレイに移動>受注担当者が発送状況を確認。到着予定日が判明>カスタマーサービス担当者が本人(顧客)へ状況を連絡>4. 「本人へ連絡済み」トレイに移動>>>後日、配達状況が「到着済み」になっていることを確認し、会話をクローズ
2つのケースに共通しているのは、ハッシュタグ投稿の監視とチーム受信箱の組み合わせが、チームの作業効率アップに加えてリスクマネジメントにもなっているという点です。
Case1では、現代はAIの活用により知らないうちに同じようなデザインが生まれるリスクがあります。Case2では、たとえ天候による遅延であっても、ブランドの評判を落とすきっかけになりかねません。もとは購入者の「到着が待ち遠しい」気持ちの表れですが、思いもしない「口コミ」が広まってしまうのがSNSです。
このようにハッシュタグ投稿のモニタリングのチーム受信箱の組み合わせには、色々な可能性があります。このページをヒントにあなたの目的にあった活用方法を見つけてください。