ウィジェットとは?

Statusbrewの高機能アナリティクスでは、ウィジェットを中心としてレポートが成り立ちます。あなたのビジネスに合わせて、欲しい数字を好きな形で作成できるエレメントがウィジェットとなります。

ウィジェットとは、データの単位のことです。

ウィジェット(Widget)とは?

ウィジェットは、シンプルかつ簡単に作成できる分析エレメントで、あらゆる指標(データ)、ビジュアライゼーション(折れ線グラフ、ヒートマップ、円グラフなど)、(ソーシャルプロファイル、日付、アクションを起こした担当者)、フィルターなどを組み合わせることができます。

Statusbrewのダッシュボードとウィジェットの関係性について詳しくはこちら

Statusbrewでのウィジェットとは:

  • ウィジェットは、各分野の設定ができ、ソーシャルプロファイル、センチメント、使用言語や市区町村などのディメンションのレイヤーを備えています。

  • ウィジェットはクロス・ソーシャルネットワーク仕様になっています。つまりTwitterとInstagramなど複数のソーシャルチャネルを同じウィジェット内で比較して分析要素を作成できます。

  • ウィジェットでは現在、選択する指標によって21種類のビジュアライゼーション方法からお選びいただけます。

  • すべてのウィジェットはレポート作成画面でリサイズ、並べ替え、配置をドラッグ&ドロップで簡単に変えることができます。

  • ウィジェットでは各自、選択した指標により合計値(SUM)平均値(AVG)で出すことができます。

  • ウィジェットごとにCSVダウンロードが可能です。

ウィジェットの作成方法

ウィジェットは、レポートのテンプレートまたは空白のレポートに追加することができます。ウィジェットの作成方法は二通りあり、テンプレートを使った作成方法とカスタムウィジェットの作成方法があります。以下でそれぞれ見ていきましょう。

テンプレートを使った作成方法

  • Statusbrewホームに戻り、レポートをクリックします。

  • 新規レポートの作成に進むか、左側のパネルから作成済みのダッシュボード(レポート)を選択します。

  • 画面上部のAdd widget(ウィジェットを追加)をクリックします。

  • Widget LibraryとCreate a custom widgetの選択肢があります。テンプレートを使用する場合は、デフォルトで選択されているWidget Libraryです。

  • デフォルトでRecommended Widget(おすすめのテンプレートウィジェット)が表示されていますが、左側のパネルにある別の項目をクリックすると、他にも様々なテンプレートを選択できますので、用途に合ったものをお選びください。

  • ウィジェットの追加には、Customize(カスタマイズして追加)と、Add to dashboard

    (そのまま追加)があります。そのまま追加する場合は、Add to dashboardをクリックして完了です。

  • カスタマイズする場合は、Customizeをクリックします。ウィジェットの名前、概要、ビジュアライゼーションを編集して、Save(保存)をクリックして完了です。名前の変更等が可能ですので、わかりやすく日本語の名前に変更するのがおすすめです。

  • これでダッシュボードに作成したウィジェットが表示されます。

カスタムウィジェットの作成方法

  • Statusbrewホームから、レポートをクリックします。

  • 新規レポートの作成に進むか、左側のパネルから作成済みのダッシュボード(レポート)を選択します。

  • 画面上部のウィジェットを追加をクリックします。

  • 画面上部のオプションから、カスタムウィジェットを作成をクリックします。

  • ウィジェットの名前概要を入力します。ウィジェットの名前は質問をベースに付けることをオススメします。

  • 次にシリーズを選択します。豊富なメトリクス(分析指標)から、ビジネスのKPIに合うものを選択します。こちらは複数選択可能ですので、用途に合わせて組み合わせましょう。

  • 次にディメンションを選択します。ディメンションは、データをセグメント化、分類、詳細化するための要素やカテゴリーを表します。こちらも複数選択可能ですので、用途に合わせて組み合わせましょう。

ご注意: Statusbrewでは、各メトリクスに適切なディメンションを提供しております。そのため、選択したメトリクスごとに表示されるディメンションは異なります。

  • 次にビジュアライゼーションを選択します。データをどのような方法で表示するのが見やすいかを検討し、適切なものを選択します。

  • フィルターを追加します。フィルターで特定の基準を設定することで、そのデータのみを表示させることができます。

  • ソート機能を追加して、データを見たい順に並べ替えることができます。

  • ウィジェット設定を定義します。そうすることでより見やすいデータにすることができます。用途に合わせて必要なものにチェックを入れます。

  • 最後に保存をクリックして、完了です。

ウィジェットのビジュアライゼーション

ウィジェットでは、指標に応じて21種類のビジュアライゼーション(=可視化の表示方法)が用意されています。指標に応じて、それに最も適したビジュアライゼーションを選ぶことができます。例えば、Instagramでフォロワーの国を確認したい場合は、「マップチャート」を選ぶことができます。同様に、Facebookでコメントのセンチメントを把握したい場合は「円グラフ」を選択します。

数字や内容によって、適切だと思うグラフを選んでみてください。

現在利用可能なビジュアライゼーションです。

  • 面チャート (Area chart)

  • 積み上げ面チャート(Stacked area chart)

  • スプライン面チャート(Area spline chart)

  • 積み上げスプライン面チャート(Stacked area spline chart)

  • 棒グラフ(Bar chart)

  • 積み上げ棒グラフ(Stacked bar chart)

  • 列グラフ(Column chart)

  • 積み上げ列グラフ(Stacked column chart)

  • 折れ線グラフ(Line chart)

  • 積み上げ折れ線グラフ(Stacked line chart)

  • スプラインチャート(Spline chart)

  • 積み上げスプラインチャート(Stacked spline chart)

  • 円グラフ(Pie chart)

  • ツリーマップチャート(Treemap chart)

  • ワードクラウドチャート(Wordcloud chart)

  • ヒートマップチャート(Heatmap chart)

  • 二次元テーブルチャート(2D table chart)

  • テーブルチャート(Table chart)

  • ナンバーチャート(Number chart)

  • サマリーテーブルチャート(Summary table chart)

  • マップチャート(Map chart)

ウィジェットのディメンション

ウィジェットのディメンションは、利用可能なメトリクスの上にレイヤーを追加するものです。

メトリクスとディメンションの違い:

Googleアナリティクスと同等とお考えいただくとわかりやすいです。イメージしやすいようにご説明すると、 「○○という値を、□□ごとに見る」といった場合の○○がメトリクス、□□がディメンションです。

  • インプレッションを、年月日ごと/投稿ごとに見る

  • クリック数をメディアの種類ごと/タグごとに見る となります。

ソーシャルプロファイル、日付、担当者、会話タイプなど、さまざまなパラメータのデータを分解するのに役立ちます。

以下は、利用可能なすべてのウィジェットディメンションの一覧です(選択したメトリクスに応じて異なります)。

  • ソーシャルプロファイル(Social profile)

  • 日付(Date) (曜日, 時間帯, 年月, ヒストグラム)

  • タグ(Tag)

  • 担当者(Actor)> (すべてのあなたのチームメンバー)

  • 会話のタイプ(Conversation type)

  • センチメント(Sentiment)

  • コメントのタイプ(Comment type)

  • 評価(Rating)

  • 星評価付きのクチコミ(Rating with comment)

  • 使用言語(Language)

  • ローカル(Locale)

  • 市区町村(City)

  • 国(Country)

  • 性別(Gender)

  • 年齢層(Age)

  • Facebookストーリーズ(Facebook Story)

例えば、会話のクローズ合計数(Conversation Total Closed)というメトリクスを選んだとして、 その際にディメンションとしてソーシャルプロファイルを選択します。

これにより、選択した期間に異なるソーシャルプロファイルで交わされたすべての会話の「クローズ数(コメントへの対応完了数)」が表示されます。 同じウィジェットに「担当者」などの別のレイヤーを追加することができます。これにより、選択した期間にチームの異なるメンバーが異なるソーシャルプロファイルでクローズしたすべての会話数が表示されます。

どの時期にどのチームメンバーがより顧客対応していたのかを把握できます。

以下のようにまずはメトリクスを選択します。すると、ディメンション選択のドロップダウンが表示されます。

ご注意: ディメンションは指標ごとに異なり、表示されるディメンションの数や種類は、選択した指標によって異なります。

ウィジェットのフィルタリング

ウィジェットのフィルターは、データのさらなる掘り下げに役立ちます。お好みのソーシャルネットワーク、ソーシャルプロファイル、プロファイルグループなどの指標とディメンションの組み合わせをさらにフィルタリングすることができます。

以下は、利用可能なすべてのウィジェットフィルター一覧です(選択したメトリクスに応じて異なります)。

  • ソーシャルプロファイル(Social profile)

  • ソーシャルネットワーク(Social network)

  • 担当者(Actor)

  • 会話のタイプ(Conversation type)

  • センチメント(Sentiment)

  • タグ(Tag)

  • 投稿のログタイプ(Post log type)> 承認済み、却下済み

  • 最初の返信(First reply)

  • コメントのタイプ(Comment type)

フィルターを追加するには、フィルターを選択のセクションから+条件を追加をクリックして、ご希望のフィルターをお選びください。

例えば、Instagramに寄せられるコメントの種類ごと(DMなのかメンションなのかコメントなのか)、さらにセンチメントごとに分け、そこでフィルタリングでアカウントごとやタグごとにも振り分けていただけます。

ご注意:

フィルターはメトリクスごとに異なり、表示されるフィルターの数や種類は、選択したメトリクスによって異なります。

条件フォーマット

この機能では、特定の値を基準として、セルや行の色を自動的に変化させ、そのデータやパターンを素早く認識しやすくできます。この機能は、テーブルチャートナンバーチャートのデータ方式を選択した時に使用できます。

1つのメトリクスに対して、2つ以上の値を設定することができるため、条件フォーマットを目標値と最低目標値に設定すると、その期間のパフォーマンスが目標に対して、どのような結果であったかすぐに認識することが可能です。

では使用方法を見ていきましょう。

  • ウィジェットの右上にある3点ドットをクリックし、条件設定を選択します。

  • 右上のアイコンをクリックします。

  • ドロップダウンから適用させたいメトリクスを選択します。

  • 次に値を決めます。値に特定の数字を入力し、オペレーターからEqual to(値と同等)、Greater than(値より大きい)、Less than(値より小さい)から一つ選択します。

  • 最後に色を選択します。

例えば、"エンゲージメント率が5%を超えたら、緑色で表示する"と設定するには、

  • メトリクス: エンゲージメント数

  • 色: 緑

  • オペレーター: Greater than

  • 値: 5

とします。最後に作成をクリックして、完了です。

ウィジェットのカスタマイズ

より良い見栄えのために、サイズや位置をダッシュボードの中で変更できます。

ウィジェットのサイズを変更するには:

  • サイズを変更したいウィジェットにカーソルを合わせます

  • 右下のアイコンをクリック&ホールドし、お好みでウィジェットのサイズを変更してください。

ウィジェットの位置を変更するには:

  • ウィジェット右上のこちらのマークをカーソルでホールドします

  • ホールドしながらドラッグ&ドロップでお好みで位置を変えていただけます

ウィジェットのエクスポート

StatusbrewはウィジェットごとにCSV形式でエクスポートをサポートしています。ウィジェット右上の3点ドットメニューをクリックしてCSV形式でエクスポートを選択するとエクスポートが自動で開始します。