Statusbrewの分析機能を理解する
Statusbrewの分析機能は、270以上のメトリクス(分析指標)を持ち、データの粒度が上がる豊富なオプションが揃っています。
あらかじめ設計されたレポートやウィジェットのテンプレートを組み合わせることで、あなただけのレポートを柔軟に設計することが可能です。
競合他社分析はもちろん、広告レポート、カスタマーサービスの分析など幅広いレポートを作成できます。レポート分析を通して、データに基づく意思決定が可能になります。
Statusbrewの分析機能の特徴を掴んで、早速レポートを作成してみましょう。
レポートを理解する
Statusbrewのレポートは、あなたのSNSアカウントにおけるパフォーマンスの値を、特定の期間、様々な観点で測定し視覚化したものです。
レポートがどのように構成されているのか理解すると、必要なデータが正しく反映されたレポートを作成できるようになります。
レポートの構成要素
レポートは、下記の図のようにダッシュボード、ウィジェット、メトリクスで構成されています。

更に、ビジュアライゼーション、ディメンション、フィルタリングやソートを組み合わせることで、あなたが必要としているデータをカスタマイズしてレポート化することができます。
上から順に、それぞれの要素を見てゆきましょう。
ダッシュボード
ダッシュボードとは、1つ以上のウィジェットで構成されたレポート単位のことです。簡単に言えば、1つのレポートです。

例えば、クライアントA社向けのダッシュボードには、リーチ数、フォロワー数を表示する2つのウィジェットがあり、それらがまとまってレポートになっている、というイメージです。
新しくダッシュボードを作るときは、下記どちらかの方法をお選びいただけます。
データは自動的に更新され、ダッシュボードはいつでも、編集、複製、取り消し、PDFでのエクスポートが可能です。
ダッシュボードについてこちらでも詳しく解説しています。
ウィジェット
ウィジェットとは、1つあるいは複数のデータが視覚的に表現されたものを指します。
例えば、円グラフでフォロワー数を色分けしたり、カードでリーチ数やシェア数が多いトップ投稿を表示するなど様々です。
ダッシュボードには必要なだけウィジェットを追加することができます。

ウィジェットは詳細を設定することができます。
ビジュアライゼーションの変更:チャート、テーブル、ヒートマップなど、22種類を提供しています。
ディメンションやフィルター、ソートの設定:データをより細かく、具体的に分析するため、様々な要素を追加することができます(後述)。
ドリルダウン:より詳細な分析を行いたい時、ディメンションを指定してドリルダウンが可能です。
ウィジェットはいつでも、複製や削除ができ、CSVやPNG形式でのダウンロードも可能です。
ウィジェットライブラリ
ウィジェットライブラリを使って、複数のウィジェットをレポートに直接追加したり、合計値や平均値などが反映されるようカスタマイズしたりできます。

ウィジェットの詳細はこちら
メトリクス(指標)
メトリクスとは、パフォーマンスを評価するために用いられる測定単位を指します。
現在Statusbrewでは270超の指標(メトリクス)を提供しています。

あなたの投稿がもたらすインパクトを計測するため、SNSではリーチ数やエンゲージメント数といったメトリクスを使用します。メトリクスは、「インサイト」や、「KPI(Key Performance Indicator)」と呼ばれることもあります。
下の図の場合、「投稿数」 「インプレッション数」がメトリクスに該当し、「6」や「0.8」といった値はデータに該当します。

メトリクスには、性質によりいくつかのバージョンがある場合があります。
🔍プロフィールレベルの指標と投稿レベルの指標
プロフィールレベルのメトリクス:Statusbrewに接続されているアカウントとしてのパフォーマンスを計測します。
特定のネットワーク(Facebook、TikTokなど)やデータソースなどで対象を絞り込むことができますが、投稿ごとのパフォーマンスは追跡できません。
指定された一定期間(レポーティング期間)における値が集計されます。
例:インプレッション数、競合プロフィールエンゲージメント数
投稿レベルのメトリクス:投稿ごとのパフォーマンスを計測します。
ネットワークやデータソースだけでなく、投稿ごとのパフォーマンスを追跡することができます。
投稿が公開されてから一定期間の累積(ライフタイム集計)が表示されます。
例:投稿インプレッション数、競合投稿エンゲージメント数

レポーティング期間とライフタイムの違いについて詳細はこちら
🔍有料+オーガニック、オーガニック、有料
認知度やエンゲージメントに関する一部の指標には、次の3種類があります。
有料+オーガニック:この場合、内訳は不明です。複合のメトリクスであるかどうかは、各メトリクスの説明をご確認ください。
オーガニック:プロモーションされていないデータのみを表示(指標名の末尾に(オーガニック)と明記されているもの、例:シェア数(オーガニック))
有料:プロモーションされたデータのみを表示(指標名に(有料)と明記されているもの、例:シェア数(有料))。現時点では、エンゲージメント(有料)はInstagramのみ、認知度(有料)はFacebookとInstagramのみに対応しています。詳細は各指標名をご確認ください。

✒合計/平均
メトリクスのなかには、合計値と平均値のどちらかを選択できるものがあります。
合計:セット内のすべてのデータの合計値を表示
平均:セット内のすべてのデータの平均値を表示
合計と平均についての詳細はこちら
その他のオプション
ダッシュボード、ウィジェット、メトリクスで構成されているStatusbrewのレポートですが、より詳細な分析を可能にするためのオプションがあります。
下記の設定を追加することで、より具体的な追跡や発見につながるレポートに仕上がります。
ディメンション
ディメンションとは、データをネットワークや日付、実行者、会話の種類など、異なるパラメータごとに分類するためのものです。データに具体性をもたらし、比較分析にも役立ちます。
例えば、「フォロワー数」というメトリクスに、「ネットワーク」というディメンションを追加すると、選択した期間における獲得フォロワー数がSNSネットワークごとに表示されます。

また、ディメンションはさらにドリルダウン(深堀り)することもできます。例えば、会話をセンチメント別に表示した円グラフのなか、ポジティブな会話の使用言語をドリルダウンすることが、新しいウィジェットを作成しなくても可能です。

ウィジェットのなかのディメンションの値にカーソルを合わせると、ドリルダウン可能な場合、ポップアップウィンドウが表示されます。「さらにドリルダウンするディメンションを選択してください」と表示されるので、選択可能なディメンションを選ぶとその値が表示されます。
ディメンションは、それぞれのメトリクスに固有のものであるため、選択したメトリクスによって表示されるディメンションの数や種類は異なります。(例えば、「フォロワー数」という指標では、ネットワークや日付など9つのディメンションから選択できるのに対し、「YouTube視聴回数」の場合、国や登録状況など10のデイメンションから選択が可能です)。
ディメンションの詳細はこちら
フィルタリング
フィルターは、特定のデータにフォーカスして、より詳しいレポートを提供します。最も関連性の高いメトリクスのみが表示されるためデータの粒度が上がります。
例えば、上でディメンションを追加したウィジェットに、フィルターも追加してみましょう。先ほどの図ではLinkedIn等も含まれていましたが、今回はMeta社のSNSに限定したいということで、他の3社のデータを「Not in (≠) X、LinkedIn、Bluesky」として除外しました。

フィルターは、それぞれのメトリクスに固有のものであるため、選択したメトリクスによって表示されるフィルターの数や種類は異なります。
フィルタリングの詳細はこちら
ソート
ソートを追加すると、選択したレポートのメトリクスに基づき、昇順(ASC)または降順(DESC)にデータを並び替えることができます。
このソート機能は、データが多い場合に便利です。自然と大きい値に目がとまり、主要なパフォーマンスを優先して分できます。

ソーティングの詳細はこちら
上記以外にも、各ウィジェットの「ウィジェットの設定を定義」から、目標ラインの設定や、X/Y軸を定義することも可能です。

その他便利な機能
フォルダー
週次や月次、クライアント別と、どんどん増えるレポートはフォルダーを使って整理することが可能です。
目的やSNSあるいはクライアントごとにフォルダーを作り、そこに関連するレポートを格納しましょう。それによってすっきりとしたサイドバーを維持でき、目的のレポートに素早くアクセスできます。
社内共有ノート
レポートに直接、パフォーマンスの背景や重要ポイント、アクションポイントを追加できます。洞察をメモしたり、目標を追跡したり、チームの傾向を把握したりできます。

テンプレート
Statusbrewでは、あらかじめ設計されたテンプレートも提供しています。

複数のウィジェットで構成されたレポートテンプレートはもちろん、空のダッシュボードに必要なウィジェットを選んでレポートを作り上げるためのウィジェットテンプレートもご用意しています。
レポートの予約、エクスポート
Statusbrewのレポートは、生成予約やエクスポートも可能です。
レポートの生成予約(指定したサイクルで自動でレポートをメール配信します)
レポートの共有
レポートの共有も簡単におこなうことができます。
Statusbrewのアカウントを持つチームメンバーの場合:コラボレーターとして追加し、編集または閲覧権限を付与します。
コラボレーターとして登録されていなくとも、管理者(Admin)以上のユーザーであればすべてのレポートを閲覧・編集することが可能です。
Statusbrewアカウントを持たない外部ユーザーの場合:外部共有リンクを使って、Statusbrewへログインすることなくレポートを共有できます。こちらはPremiumプラン以上でご利用いただける機能です。
ただし、Statusbrewのユーザーではない外部の方には閲覧権しかありません(編集権限を付与することはできません)。
初めてのレポートを作成しましょう
Statusbrewの分析機能がいかにパワフルか、ご理解いただけたと思います。初めてのレポートを作成してみましょう!初めはレポートテンプレートを利用して、一つひとつ操作を確認しながら作成してみるのがお勧めです。
レポートや分析を通して、今すぐ重要なインサイトを獲得しましょう!
FAQs
レポートを作るとき、何を、どのように設定すればよいですか?
レポート機能では、データの単位であるウィジェットをカスタムしてレポートダッシュボード上に差し込むことができます。
ウィジェット内では、下記のことを設定できます。
1つのウィジェットにつき、テーブルチャート、棒グラフなど1つの表示タイプ(ビジュアライゼーション)を選択
1つ以上の指標(投稿インプレッション数、コメント数など、パフォーマンスを評価するための測定単位)を選択(1つのウィジェットに1つの指標でも問題ありませんし、複数の指標を選択することも可能です)
その他ディメンション(データの切り口)やフィルター、目標ラインなど
例えば、各投稿の投稿リーチ数を分析したいという場合、「投稿パフォーマンス」というレポートを作って、そのダッシュボードの中に、投稿リーチ数用のウィジェットを指し込みます。ウィジェットの作成は、ウィジェットを追加 → カスタムウィジェットを作成→指標は投稿リーチ数、ディメンションは投稿、ビジュアライゼーションは棒グラフを選択するなどします。
今日のデータを確認できないのはなぜですか?
ネットワークによっては指標の取得が遅延する場合があります。Statusbrewでは約24時間お待ちいただくことを推奨しています。Googleビジネスプロフィールでは最大3日かかる場合があります。
レポート全体のウィジェットに同じ日付範囲が適用されますか?
はい。設定された日付範囲は分析結果の一貫性を保つため、すべてのウィジェットに適用されます。
Statusebrewにアクセスできない相手にもレポートを共有できますか?
はい。外部共有リンクを使って、Statusebrewのアカウントを持たない外部ユーザーにも閲覧限定の状態でレポートをシェアできます。
レポートのエクスポートとウィジェットのエクスポートの違いは?
レポートはPDF(グリッドビューまたはスタックビュー)でエクスポート可能。ウィジェットはCSVまたはPNG(画像)としてエクスポートできます。
クライアントやステークホルダー向けに自動でレポートを送ることはできますか?
はい。頻度や相手を指定して、自動でレポートの生成・配信が可能です。
プロファイルはアクティブなのにデータが何も表示されません。
データが表示されない、空の状態という時は、下記の順番でご確認ください。

フィルタ: レポートを開き、レポートキャンバス上部にフィルターが適用されていないか確認します。フィルターを解除してデータが表示されるか確認してください。
データソース : レポート名の横にあるデータソースのアイコンをクリックし、正しいプロフィールが選択されているか確認します。
日付範囲 :右上のレポート期間を確認します。データが表示されると想定している期間が含まれているか確認してください。なお、データを取得できるのはStatusbrewにプロファイルを接続して以降のデータとなります。接続以前のデータは取得できません。
権限 : レポートモジュールは読み込まれているのにデータが空の場合、「レポート閲覧のみ」という権限が付与されていない可能性があります。この権限がない限り、そのレポートにコラボレーターとして追加されていても、データは表示されません。プライマリーオーナー、オーナーまたは管理者に依頼して、設定→プロファイル→プロファイルの横にある三点ドットメニューをクリック→編集を選択して「レポート閲覧のみ」の権限を付与してもらってください。
データ同期のリクエスト:最近プロファイルを追加したにもかかわらず、接続から24時間以上経過してもレポートにデータが表示されない場合は、Statusbrewサポートチームに連絡して、新しく接続したプロファイルのデータ同期を開始してください。
レポートでプロファイル名が切れて表示されてしまいます。
レポートでは、プロファイル名は接続されているソーシャルネットワークから取得した通りに表示されます。列の幅は固定で変更できないため、名前が長い場合には途中で切れてしまいます。
Statusbrewでは表示される名前を短く調整することが可能です。これはStatusbrew内に限る表示名であり、実際のソーシャルネットワーク上の名前には影響しません。
設定 → プロファイル → 短く調整したいプロファイ名の横にある三点ドットメニュー をクリック → 編集を選択して、表示名を短く編集 → 更新をクリックします
Statusbrew内のレポートに表示される名前が短くなります。
これはStatusbrew内部に限る変更なので、Facebookなど実際のソーシャルネットワーク上のプロファイル名には影響しません。
タグでレポートをフィルタリングできますか?
内部タグが付けられた会話、または投稿をレポートで分析することが可能です。
会話への内部タグ(インバウンド):Statusbrewのレポートでインバウンド分析レポートを開き、フィルターでタグを選択して、特定の内部タグに絞り込みます。
また、タグインバンドレポートを使うと、内部タグが付与されたすべての会話のアクティビティの内訳を確認できます。
投稿への内部タグ(アウトバウンド=投稿/コンテンツ):アウトバンドパフォーマンス用のレポートまたは投稿パフォーマンスレポートを開き、フィルターでタグを選択し内部タグ別の投稿パフォーマンスを確認できます。
注意:投稿パフォーマンスを内部タグ別に分析する場合、名前に「投稿-」とつく指標を選んでください。「リーチ数」を選ぶと投稿全体のリーチ数が表示されてしまい、内部タグ別に分析することができません。この場合、「投稿リーチ数」を選択することで、投稿別、内部タグ別の分析が可能になります。
注意:内部タグではなく、タグ付けされた会話(=@メンションされた会話)やInstagramタグ付けメディアに関するレポートを作成する場合は、下記の手順です。
・レポートウィジェット → 会話数や会話返信数などカスタマーサービスに関する指標を選択 → フィルター → 会話タイプ/メッセージタイプ → メンション、タグ付きメディアを選択
また、レポートの左サイドバー → インバウンドメッセージレポートを活用する場合は、フィルター → メッセージタイプ → メンション、Instagramタグ付きメディアを選択してください。
ウィジェットに0または予想外の低い値が表示されているのはなぜですか?
まずウィジェットが正しく設定されているかを確認しましょう。
メトリクス:計測したいものに対して正しいメトリクスを選択しているか
ソート:意図する通りにソートされているか
フィルター :各フィルタータイプは1行のみ表示されていて、必要な値がすべてその1行内で選択されているか
フィルターに関する注意:フィルターの行が複数ある場合、すべての行がAND条件として処理されます。つまり、ウィジェットはすべての条件に合うデータを検索します。ところそれに該当するケースは多くありません。そのためデータが0あるいは非常に低い値となってしまいます。
解決方法:フィルターは1行のみとし、その中にすべての値を含めるようにします。ほとんどのフィルターが複数選択に対応しています。例えば、Facebookコメント、Facebookメッセージ、Facebook投稿メンションを追跡する場合、フィルター:会話タイプという1行のフィルターの中で、これら3つを選択します。1行のなかの複数の値はOR条件として処理されるため、正しい件数が反映されます。
メインとなるレポートの日付範囲よりも短い期間で、ウィジェットやセクションを表示することはできますか?
はい。曜日や月、四半期などのフィルターを設定して、より短い期間のデータを表示させることができます。
ただし、その期間はメインとなる日付範囲内で選択することになります。
例えば、メインの日付範囲が1月1日から4月30日までの場合、ウィジェットのフィルターで4月のデータだけを表示させることができます。
しかし、メインの日付範囲が4月1日~30日の場合、2月や3月といった範囲外の期間でフィルタリングすることはできません。
レポートを複製し、オリジナルのレポートを編集した場合、複製したレポートにも変更は反映されますか?
いいえ。レポートは一度複製されると、オリジナルのレポートとは切り離されます。そのため、オリジナルのレポートを編集しても、複製されたレポートには変更は範囲されません。
オリジナルと複製、どちらのレポートでも同じ編集を行いたいときは、それぞれのレポートを変更する必要があります。
レポートのセクションを他のレポートに複製できますか?
はい。レポートのセクションは同一スペースまたは別のスペースのレポートに複製可能です。
セクションのタブをクリック → セクションを複製をクリック → 複製先のスペースとレポートを選んで複製をクリックしてください。

複製したセクションは、複製先専用のセクションとして、オリジナルのレポートとは切り離されます。オリジナルと複製、それぞれ独立して編集できます。
また、セクションはプランナーのプロジェクトにも複製することができます。複製先としてプロジェクトを選択→スペースとプロジェクトを選択すると、選択したプロジェクトにレポートセクションとして表示されます。
投稿やスケジュール、承認ステータスなどと並べてパフォーマンスを把握したいときに便利です。
レポートのウィジェットを別のセクションや、他のレポートに複製できますか?
はい。ウィジェットは、同一セクション内、同じレポートの他のセクション、他のレポート、プロジェクトに複製することができます。複製されたウィジェットは、オリジナルのウィジェットとは切り離されるため、個別に編集が可能です。詳しくはこちら(ウィジェットの複製)をご確認ください。