カスタムデータ属性
タグやラベルはコンテンツ整理に非常に便利ですが、投稿ステータスからリードステージまでのあらゆることに使用してしまうことで、それぞれの明瞭さが失われてしまう傾向にあります。
この問題を解決するために、タブやラベルを進化させたものが、構造化され、フィルタリングも可能なカスタムデータ属性です。これによって、あなたのチームはコンテキストを失うことなく、整理された状態を維持することができます。
現在、カスタムデータ属性はPremiumとEnterpriseプランでご利用いただけます。詳細は料金ページをご確認ください。
カスタムデータ属性とは?
カスタムデータ属性は、投稿ステータスや会話タイプ、連絡先などの特定の情報を追跡するための構造的なラベルです。
ドロップダウンやテキスト入力、チェックボックスや日付といった構造化された属性として機能し、投稿、会話、連絡先から適切な情報を一貫して取得することができます。
カスタムデータ属性の活用場面
カスタムデータ属性はStatusbrewの3つの場面で使用することができます。
投稿 – 投稿ステータス、キャンペーンタイプ、優先度などを追跡する
会話(エンゲージ) – 会話タイプ、緊急度などによってスレッドにラベルを貼る
連絡先 – カウントタイプ、リードステージ、サポートティアなどストア情報の詳細を入力する
カスタムデータ属性の種類
属性種類 | 概要 | 例 |
---|---|---|
選択 | あらかじめ作成したリストから、ドロップダウンで1つの選択肢を選ぶ | 投稿タイプ、キャンペーンタイプ |
複数選択 | あらかじめ作成したリストから、複数の選択肢を選ぶことができる | コンテンツテーマ、複数タグ |
テキスト | 一行のテキスト入力 | メモ、タグ、クイックリファレンス |
テキストエリア | 複数行の長いテキスト入力 | 内部向けコメント、コンテキスト、フィードバック |
数値 | 数字のみ入力可能 | 優先順位、予算、推定リーチ数 |
チェックボックス | 真/偽(チェックあり/なし)をシンプルに判断 | 承認済み、レビュー対象 |
日付 | 日付ピッカーを設置し、日付を選択できる | 締め切り、期限、フォローアップ日 |
それぞれの属性は、ワークフローが整理しやすく、追跡もしやすいように、あらかじめ定義された値が設定されています。
なぜカスタムデータ属性が必要なのか?
カスタムデータ属性は次のようなことを解決します。
投稿のために - タグは、キャンペーンやテーマごとに投稿をグループ分けする上で、非常に役立ちます。ところが、下書きや承認といった状況を追跡するためのタグは、状況が変化する度、タグの付け替えが必要です。一方、カスタムデータ属性は、投稿ステータス、キャンペーンタイプなどの属性に分け、更にその中を構造化できます。
エンゲージのために - カスタムデータ属性では、「緊急」や「請求トラブル」など明確なラベルを作成することができます。今、何が求められているのかを、チームで明確に共有することができます。
連絡先のために- 分かるのは名前とユーザー名だけで、その人の詳細情報が分からないと場合、カスタムデータ属性があればリードステージやアカウントタイプを確認することができ、必要な情報を一目で把握することができます。
タグとデータ属性の違いはこちら
各データ属性にはあなたが調整しやすいように、あらかじめ値がセットされています。どのような内容か確認してみましょう。
カスタムデータ属性を作成する
Statusbrewユーザーであれば誰でもカスタムデータ属性を作成することができます。管理者権限は必要ありません。
設定から作成する
設定から、カスタムフィールドを選択します。
投稿、会話、連絡先の3つから、カスタムデータ属性を作成したいセクションを選択します。
属性を追加をクリックします。
作成したい属性タイプ(選択、テキスト、チェックボックスなど)を選択します。
属性名とアイコンを選択します。
選択または複数選択を選んだ場合は、オプションを追加をクリックして、選択肢を設定します。
作成したカスタムデータ属性は、投稿/会話/連絡先のなか選択したセクションでのみ表示されます。
投稿の場合:プランナーにアクセスし、任意の投稿をクリックし詳細画面を開くと、投稿に関する作成済みのデータ属性が表示されます。
会話と連絡先の場合: エンゲージにアクセスし、任意のスレッドの右上にあるをクリックして会話の詳細を開く、またはユーザーのアイコンをクリックすると、会話または連絡先に関連するカスタムデータ属性が表示されます。
プランナーまたはエンゲージから作成する
プランナーで任意の投稿を開く、または[[i:engage]]エンゲージで任意の会話/連絡先を開きます。
カスタムデータ属性のセクションまでスクロールし、フィールドを追加をクリックします。
新しく作成したい属性を選択し、必要事項を設定します。
アイコンも選択します。
作成されたカスタムデータ属性は作成時のセクション(投稿/会話/連絡先)に追加され、そのセクションであればワークスペース全体で利用することが可能です。
カスタムデータ属性を管理する
Tカスタムデータ属性の管理方法は下記の2つあります。
投稿、会話、連絡先ビューで管理する – 実際にデータ属しを使用している場所で管理する方法です。
カスタムフィールドの設定ページで管理する – 投稿、会話、連絡先の全てのデータ属性が一覧表示される設定ページで管理する方法です。
カスタムフィールドで管理する
設定からアクセス
設定から、 カスタムフィールドを選択します。
セクションを投稿、会話、連絡先から選択します。
編集したいデータ属性の左にある三点メニューをクリックします。
編集をクリックします。
属性名やオプションを編集します。選択、複数選択の場合は、選択肢を追加、削除することができます。
プランナーまたはエンゲージからアクセス
プランナーで任意の投稿、またはエンゲージで任意の会話/連絡先をクリックして詳細画面を開きます。
編集したいカスタムデータ属性まで移動します。Locate the Custom Field you want to edit.
編集したいカスタムデータ属性にカーソルを合わせると、右横に表示される三点メニュー をクリックし、編集画面を開きます。
属性名や選択肢などを編集します。
編集内容は即座に自動で保存されます。
カスタムデータ属性の並べ替え
投稿/会話/連絡先で、それぞれのカスタムデータ属性の並び順を変更することができます。
並び替える場合は、[[i:custom-field]]カスタムフィールドまたは、その属性が使用されている場所で直接並び替えが可能です。
設定から、 カスタムフィールドにアクセス、またはプランナーで任意の投稿、もしくはエンゲージで任意の会話/連絡先の詳細画面を開きます。
データ属性の一覧まで移動します。Locate the field list.
データ属性にカーソルを合わせると、属性名の左に アイコンが表示されます。
これをドラッグして、希望の位置にドロップします。並び替えは自動で保存されます。
並び替えた順番は、データ属性が表示される全ての場所に適用されます。そのため、最も大切な属性が一番上になるように並べるとよいでしょう。
カスタムデータ属性を削除する
カスタムデータ属性は、設定ページから削除することも、プランナーまたはエンゲージ画面で直接削除することも可能です。
設定から、カスタムフィールドへアクセス、またはプランナーで任意の投稿、あるいはエンゲージで任意の会話/連絡先の詳細画面を開きます。
カスタムフィールドの場合は、属性名の左にあるをクリックし削除を選択します。プランナーまたはエンゲージの場合は、削除したい属性にカーソルを合わせると表示されるをクリックし、「フィールドを削除」をクリックします。
メッセージが表示されるので、削除して問題ないかどうか、確認してください。
カスタムデータ属性が削除されると、すべての関連する投稿、会話、連絡先から削除されます。属性に保存されている値もすべて失われます。
FAQs
データ属性の種類は作成後に編集することはできないのですか?Can I edit the type of a Custom Field after creating it?
いいえ、できません。選択、テキスト、チェックボックスなどのデータ属性の種類を変更することはできません。種類を変更したい場合は、そのデータ属性を削除し、初めから作り直す必要があります。
カスタムデータ属性は全てのユーザーに表示されますか?
はい。カスタムデータ属性は、ワークスペース全体で共有され、そのデータ属性に紐づいている投稿や会話、連絡先へのアクセス権限を持つユーザー全員に表示されます。
カスタムデータ属性は投稿の公開や予約方法に影響を与えますか?
いいえ。データ属性はあくまでもチーム内の整理整頓および追跡のための機能です。そのためカスタムデータ属性が、投稿の公開方法や時間に影響を与えることはありません。
カスタムデータ属性はエクスポートできますか?
いいえ。現在のところ、カスタムデータ属性はエクスポートデータには含まれません。追加した方が良いと思われる方は、ぜひ私たちにお知らせください!