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カスタムデータ属性

Statusbrewの新機能、それが今回ご紹介するデータ属性です。Statusbrewは他社のサービスとは異なり、ユーザー自身がデータ属性を自由に定義することを可能にしました。オリジナルのデータ属性を連絡先、会話、投稿の各エンティティに追加することで、あなたが必要とするデータをダイレクトに集め、ソーシャルメディアマネジメントにより一層の効率性をもたらします。

データ属性は、ルールエンジンを作成する際のフィルターまたは条件となり、プランナーボードにおいてもフィルターとして機能します。

データ属性とは?

そもそもデータ属性とは何か?簡単に言えば、そのデータが所属するグループのようなものです。

次のような例を考えてみましょう。アパレル業界で、春の新作コートについて画像付きコンテンツをFacebookに投稿します。投稿は2月10日で予約済み。ですが、同じ日に、同じくFacebook上で、冬物に関する、あるいは新店舗オープンに関する投稿が画像付きで複数予定されています。そんななか、春のコートの画像を差し替えることになりました。急いで画像を変更したい。

ここで重要になってくるのが、データ属性を設定しているかどうかです。データ属性がない場合、エディトリアルカレンダーから該当するコンテンツを探します。2月10日の投稿予定には、Instagramでフィルターをかけても、画像付きコンテンツが複数あるので、少し時間がかかるでしょう。

けれどもし、投稿作成時に、「スプリングキャンペーン」というデータ属性を追加していたとしたらどうでしょうか。この場合、「スプリングキャンペーン」でフィルタリングすれば、一発で当該データへアクセスできます。

「Facebook」、「Instagram」等の各ソーシャルネットワークや、「予約済み」、「公開済み」といった属性は、様々なサービスで見かける固定化したものです。Statusbrewの強みは、そうした固定的な属性ではなく、自由に属性を作成いただけるということ。

データのパーソナライズ(エンティティに関連するコンテクストを追加)や、フレキシブルな自動化(ワークフローのカスタマイズを可能にする)データ属性は、投稿機能だけでなく、エンゲージ機能や分析機能にもまたがって適用されるため、あらゆる角度であなたのソーシャルメディアマネジメントをバックアップします。

※承認ワークフローとデータ属性については、後日別途記事を公開予定です

データ属性の作成方法

それでは実際にデータ属性を作ってみましょう。

  1. Statusbrewの設定[[ic:setting]]より、データ属性を選択します。

  2. 右上の「+属性を追加」ボタンをクリックすると、下記の属性タイプ(後述)が表示されます。希望するオプションを選択し、属性名を入力します。デフォルトではオプション名が入っていますが、ダブルクリックすると変更可能です。

  3. データ属性を追加するエンティティを、連絡先、会話、投稿の3つから選択します。3つすべてを選択することも可能です。

  4. 入力を終えても保存する必要はありません。データ属性はオプションを選んだ時点で作成され、新しいデータ属性は左のリストの一番上に表示されます。

  5. 属性名の左にあるをクリックすると、いつでも編集・削除することが可能です。

属性タイプについて

  • 選択:エンティティに固有の情報を追加するため、選択肢を作成します(例:連絡先が、見込み客なのか、それとも顧客なのか選択する。選べる選択肢は1つだけ)

  • 複数選択:エンティティに複数のデータ値を追加するため、選択肢リストを作成します(例:連絡先と会話に付けるタグのリスト。複数の選択肢を選ぶことができる)

上記2つのオプションでは、選択肢を作成できます。「オプションを追加」をクリックすると、入力スペースが表示されます。例えば「春」と入力しenterキーを押すと、その下にアイコン付きで「春」という選択肢が現れます。アイコンは任意で変更可能。さらに選択肢を追加する場合は、再度「オプションを追加」をクリックし、同様の手順を繰り返します。また、選択肢の位置は、ドラッグして入れ替えることが可能です

  • テキスト:エンティティにテキストに基づく詳細を自由に追加(例:取引金額やキーワードなどを自由にテキスト入力)

  • テキストエリア:エンティティに、複数行でテキストの詳細を追加(例:サマリー、フィードバックの要点など)

  • 数値エンティティに数値に基づくデータを追加(例:リーチやいいね等の分析指標)

  • チェックボックスユーザーが、完了/未完了を確認するためのチェックボックスを追加(例:レビュー済み、完了、クローズ)

  • 日付日付や日付範囲(任意の時間)を追加(例:締め切りを記載する)

データ属性属性の設定方法

ここでは、作成したデータ属性をどのように設定するのかご紹介します。

エンティティ:連絡先に設定する

  • エンゲージ受信箱へアクセスし、任意の会話を開きます。

  • 右上のをクリック、会話の詳細を開きます。

  • ユーザーの名前等の基本情報の下に、データ属性を入力する欄があります。適宜追加情報を入力しましょう。

エンティティ:会話に設定する

  • エンゲージ受信箱へアクセスし、任意の会話を開きます。

  • 右上のをクリック、会話の詳細を開きます。

  • 会話のステータスやセンチメントなどの表示の下に、データ属性を入力する欄があります。適宜追加情報を入力しましょう。

エンティティ:投稿に設定する

A:コンテンツ作成時の入力

  • 予約プランナーへアクセスし、「投稿を作成」をクリックします。

  • 必要事項を入力し、「カスタムフィールド」に属性を入力します。

  • 入力が終わったら、通常と同じく、今すぐ投稿したり、予約投稿したり、承認者をアサインします。

    B:予約済み投稿への追加

  • 予約プランナーへアクセスし、カレンダーから任意の投稿をクリックし、投稿の詳細画面を開きます。

  • 投稿タイトル等の基本データの下に、データ属性を入力する欄があります。

ルールフィルターへの設定

  • エンゲージ受信箱からルール、または予約プランナーから投稿監視ルールへアクセスします(ダッシュボードから「ルールエンジン」を選択する場合は、エンゲージ受信箱のルールにたどり着きます)

  • 右上の「新しいルール」をクリックすると、フィルターの項目があり条件を追加することができます。

データ属性の作成時、エンティティで「投稿」を選択すると、データ属性を設定できるのは、投稿機能に限られます(投稿作成時、または予約済み投稿に対して設定可能)。一方、エンティティで「連絡」や「会話」を選択すると、エンゲージ機能(ルールエンジンまたはルール)において設定可能です。また、連絡先、会話、投稿のすべてのエンティティを選択する場合は、エンゲージ機能、投稿機能のいずれでもデータ属性を追加できます。

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