こんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。

世界中にはたくさんの優秀なソーシャルメディアマーケティングツールが存在しますが、世界で最も有名で信頼性の高いソフトウェア評価プラットフォームG2で検索をかけてみると、600製品以上もありました。

引用:G2 Best Social Media Management Tools

ソーシャルメディアマーケティングツールを開発、販売している企業は世界中に渡りますが、もちろん日本にもいくつかあります。日本企業に馴染みが強いのも、日本製ツールであるほどその知名度が根付いています。

こちらのブログでは、まずソーシャルメディアマーケティングツールとは本来何をするべきなのか?どんな要件があるのか・

ソーシャルマーケティング(管理)ツールとは?

ソーシャルメディアは、すでに説明不要のマーケティングチャネルとして、世界中のブランドや企業、個人までもが運用するネットワークプラットフォームです。

ソーシャルメディアがあれば、直接行商せずとも、あなたの商品やサービスを、日本の外にいるユーザーにまで届けることもできます。ソーシャルメディアマーケティングは単なる「広告を出稿する」「キャンペーンを仕掛ける」だけではなく、ユーザー(顧客)の問題や質問に対応したり、マーケティングからカスタマーサポートに至るまで、適切な管理プラットフォームを利用することで、ソーシャルメディアの存在感を最適化しビジネスに利益をもたらすことができます。

この「ソーシャルメディアマーケティングツール」と呼ばれるからには、さまざまな要件定義が存在します。、自動投稿や統合されたソーシャルメディア専用の受信箱などの機能を備え、コラボレーション性があるかどうか、自動化できる措置があるかどうか?などは企業がツールを導入する上で最も重要な要素と呼んでよいでしょう。

見るべき!ソーシャルメディアマーケティングツールの必須要素

ソーシャルメディアマーケティングツールというからには、本来であれば無料で利用できるはずのソーシャルメディアをさらに費用を投入して管理するに値する、重要な要素が5つあります。

コラボレーションと承認フローの構築ができるかどうか — ソーシャル管理ツールは「複数人のユーザーが、同時に1つの投稿に対して編集、フィードバックの追加ができる」ことがまず大きな違いです。

引用:Statusbrew提供

モニタリング機能 — 多くの企業は通常、複数のプラットフォームにわたって複数のソーシャルメディアアカウントを持っています。クロスチャンネルモニタリング機能により、すべてのアカウントのアクティビティを同時に追跡することができます。モニタリング統一機能を持つソフトウェアを導入することで、通知や応答時間が改善され、データを一元的に収集することができます。

インテグレーション ソーシャルメディア管理ツールは、CRMソフトウェアや顧客関係管理ソフトウェアなど、他のプログラムと統合できるデータを収集する傾向にあります。メジャーなCRMで言えばHubspotSalesforceZendeskです。両者を合致することで、全体的なセールス活動に必要な顧客行動とソーシャルメディアに特化した行動に関するデータを見ることができ、顧客満足度を向上させる方法をさらに理解するのに役立ちます。

Statusbrewのようなソーシャルエンゲージメント管理ツールを導入する多くのユーザーは、ソーシャルメディアでサポートシステムと問い合わせ管理を行いますが、そのサポートチケットと既存の顧客情報と照らし合わせるためにSalesforceやHubspotとの連携を提案しています。

分析 — ソーシャルメディア管理ソフトウェアツールを導入すると、同時に生まれる大量のデータが入ってきて分析が必要になります。単なるフォロワー数などではなく、顧客の満足度スコア、顧客層、インシデント対応時間、ソーシャルメディアプレゼンス統計などのデータを収集・分析します。また、データを整理されたレポートで視覚化する機能を持つツールが必要な場合もあります。多くのデータをきれいにクレンジング、集計、可視化することはクライアントやチーム内への次の方向性の提案に役立ちます。

ブランド評判管理 — ソーシャルメディア管理ツールは、競合他社モニタリング、従業員トラッキング、アラートと通知など、ソーシャルメディアプラットフォーム上での企業の評判と市場プレゼンスを分析するのに役立つ機能です。顧客とエンゲージし、ステークホルダーや経営幹部に対する批判や商品やサービスに対するクレームに対応するために、ソーシャルメディアでのメンショや会話に関するアラートをモニタリングするためにはソフトウェアの導入が一番です。

フィルタリング — ソーシャルメディアアセットは、ただでさえ種類と分類がたくさんあります。ソーシャルメディア上で顧客の声を集めて対応したくても、どんな条件や顧客情報に当てはまったチケットを素早く検索、整理するにはフィルタリング、また「いつ対応したのか?」「対応できずに何日放置しているのか?」とアクション軸のソートをかけるには高度なフィルタリング機能を持つツールを選びましょう。

Social Insight(ソーシャルインサイト)とは?

ソーシャルインサイト(Social Insight)は、日本市場がソーシャルに求める要素を十分に理解した、日本で最も大規模なソーシャルメディアリスニングツールと呼んでも過言ではありません。

Social Insightは東京に本社を置く株式会社ユーザーローカルが運営するソフトウェアの一つです。

リスニングモニタリング要素

「自社の評判や競合の評判をダウンロードする」「ライバル会社をフォローしているユーザーの属性を知りたい」のような「調査」を目的とした機能が充実しています。

  • ソーシャルメディアプラットフォーム上の投稿、コメント、メンションを収集

  • 特定のキーワード、ハッシュタグ、アカウントを追跡

  • データ分析ツールを使用して情報を整理・分析

を行うことで、リアルタイムの市場洞察を得る、製品開発やマーケティング戦略の改善に役立つ、インフルエンサーの特定や関係構築に有効など多くのメリットがあります。

日本語という特定の少数規模言語には、日本語のテキストマイニングに強いソフトウェアを選ぶことはとても賢い選択と言えるでしょう。

キャンペーン要素が強い

また、Social Insightは企業やブランドのキャンペーンの管理に適しています。

ソーシャルメディアのキャンペーンとは、ハッシュタグキャンペーン(特定のハッシュタグを使用して投稿を促進)、フォロー&リツイートキャンペーン、ユーザー生成コンテンツ(UGC)キャンペーン(顧客に製品やサービスに関連するコンテンツ作成を促す)など顧客間とのエンゲージメントを高めながら顧客参加型のイベントで、企業にとって良いブランド効力のあるユーザーに対してギフトや特典を提供するものです。

もしリツイートや引用リツイートをしてくれたユーザーの中から抽選をして、、Social Insightを導入すれば、ほとんどの作業を自動でやってくれます。

引用:Social Insight社 キャンペーン管理画面

Social Insightの価格

Social Insightは価格やプラン内容を比較するのに必要な金額などの情報をお問い合わせフォームから情報を入力して資料請求する必要があります。

従来のSaaSサービスとは異なり、肝心の価格情報をオープンにしていません。そのため無料トライアルを開始〜アカウント構築〜サブスクリプションまでのプロセスはセールスを通して行うことになります。

その口コミ分析、できるツールはたくさんあります

日本市場ではなかなか、外資系ツールの存在や知名度は行き届いていないのが現状です。実は「口コミ分析」となるソーシャルメディアのリスニングツールは、多く存在します。また「調査」に活かせる機能が多いSocial Insightに対して、外資系ツールはどちらかというと調査後のアクションを起こすための機能が多く揃っています。

引用:G2 ソーシャルリスニングツール のマッピング - Statusbrewがパフォーマンスの面で目立っています。

【日本語対応あり】Statusbrew - 高度なコメント監視とワークフローに自動化構築で2020年〜グローバルで知名度を獲得

拠点:インド 創立:2013年 日本語ローカライズ:あり 価格体系:月額¥15,000〜(ユーザー5名 対応チャネル数:14種類(主要他 Threads、Googleビジネス、YouTube、TikTok、Reddit、WhatsApp、LINE、WhatsApp等) 得意分野:ソーシャルメディアマーケティング代理店大企業

Statusbrewは、外資系ソーシャルメディアマーケティングツールの中でも数少ない、日本支社が置かれ、アプリケーションとサポートが完全に日本語にローカライズされた、企業向け高機能プラットフォームです。

単なるSNS予約投稿ツールではありません。 = 投稿公開前の自動監視ツール

Statusbrewは、誤ったブランド表現や、センシティブでリスクの高まるキーワードを検知して、自動で却下もしくは担当者にチェックを促す申請フローを設定することができます。

ルールの数は60種類以上、特定の条件に当てはまるコンテンツに対してアクションを起こすことができます。

  1. ソーシャルメディアのアセットデータの検索、並べ替え、分類、抽出、セグメント化を行うためのタグ付けの自動化

  2. 「誰に私は承認を依頼するのか」を忘れずに承認設定

  3. ブランドガイドラインに沿っていないブランド名、商品名を自動で却下、編集を促す

  4. 新入社員やインターンなどチェック必須な作成者の投稿は監視フローに回される

口コミ = リスニングしたコメントや@メンションのセンチメント判別とスコアリング

Statusbrewはブランド評判管理のために必要な、メンションやコメント、DMといったインバウンドエンゲージメントと、自分で「顧客の声」を回収しにいくソーシャルリスニング、両方のチケットを受信箱に回収します。

左手のチケットがオープン状態で投入され、ヘルプデスクの要領と同じく、コメントの返信をしたり、ブランド毀損に該当するようであれば非表示や削除エスカレーションアサインを行い、完了すればクローズまたは保留の場合はスヌーズといったステータスで動きます。

コメント監視のために設計された「すべてが揃った」受信箱と自動化ルール

Statusbrewをグローバル単位で有名にした機能、ルールエンジンコメントのモデレーションをすべて自動化します。

コメントモデレーションとは:Moderationという言葉は、元々「秩序」「秩序を守る」という面で利用されています。あなたの企業のソーシャルフィードのコメント欄やメンションについて、よりブランドの印象を良くするための内容で整えるためのアクションです。

監視の取り組みとして、

  • ネガティブなコメントやスパムは非表示もしくは削除

  • 緊急性のある解決したいクエリは、担当者に通知、アサイン

  • コメントに対してDMやメッセンジャーで自動返信

などを条件に合わせた状況判断までも自動化します。

大企業や行政機関が数百人体制でSNS監視体制を安価で構築できる!

本来、ソーシャルメディアマーケティングツールは個人向けではなく、企業向けとして導入しようとすると、非常に高価であるという認識がされています。

Statusbrewの自慢は「こんなに利用できる機能があるのに、この価格?」とユーザーを圧倒的に驚かせる安価なパッケージです。

①担当者が多い→ユーザーの数が多い = ユーザーの人数分だけ課金されていくのが主流ですが、Statusbrewでは「ユーザー数が多いと高くなるから」といって、プラットフォームに必要な担当者を招待せず、結局管理環境をStatusbrew外で建て付けしてしまうことを防ぐために、ある程度の規模の組織ではユーザー毎の追加チャージはしません。

パッケージ料金は下記をご覧ください。

Statusbrew実際の導入事例:価格プランすべて見せます

Statusbrewは3つのプランで構成されています。左の2つStandardとPremiumは公式プランの通り、このままクレジットカードを登録して利用いただけます。(いつでも解約できます。)

StandardとPremiumを超えるソリューション規模を求める場合のStatusbrewは、「大規模組織」「複数クライアントを抱える代理店」に強い企業です。 Statusbrewでよくある”実際の価格体系を紹介します。

<例1> 職員1000人規模の巨大行政組織 ¥650,000 / 月額(年間一括支払いの場合は20%OFF)

XやFacebook等のアカウントを複数の関係者が同時に編集を行うために活用 ネイティブアカウントへの直接のログインをさせないことでガバナンスの構築と、複雑な承認ワークフローの設計

<例2>全国に600店舗展開するフィットネス系事業 650個のInstagramアカウントの予約管理とコメント監視による広告コメントの反応レポーティング ¥300,000/月額

<例3>世界的アパレルブランド 月 10万キーワードのXリスニングとその他250アカウントの管理 ¥800,000/月額 (年間一括支払いの場合は20%OFF) Xのリスニングは1000メンションあたり ¥5,000 / 月額

<例4>アメリカ全土に400店舗ある歯科クリニック 400個のGoogleマイビジネスの口コミ評価の回答管理 ¥300,000/月額

<例5>有名ティーカフェブランド 公式アカウント X, TikTok, Instagram, Threadsへのアクティブサポート体制と自動化の構築 Xリスニングメンション平均 3000 ¥85,000 / 月額

<例6>日系大手メーカー 公式アカウント(日本語、グローバル向け英語)の承認フロー管理とレポート 150名のユーザー ¥250,000/月額

価格プランの特徴!大規模になるほどディスカウント Statusbrewは一定のSNSプロファイル数やユーザー数を超えると、1個あたり/1名あたりの単価がグンと下がり、確かなスケーリングに対応しています。 例えばSNSアカウント数が200を超えた時点でパッケージ料金から、1つあたり¥500/月額の計上でのプランの組み直しをするため、一気に高額化にならず安心して長期的なソーシャル運用と予算計画を支援します。

グローバル拠点を持つ企業の味方:日本チームと英語圏チームの徹底した連携とサポート

世界各国に拠点を持つ日本企業が、日本国外のソーシャルアカウントの集結と統括管理を行う際、オンボーディングやサポートなどをStatusbrewのグローバルチームが英語にて対応します。

サポートのランクが上がることでプランの料金に変動がないこともポイントです。

他にもSocialt Insightに代わる、素晴らしいトップツールを紹介します。

Hootsuite - ソーシャルメディア管理ツールの第一人者であり古参

拠点:バンクーバー - カナダ 創立:2008年 日本語ローカライズ:なし 価格体系:月額¥26,600〜 対応チャネル数:14種類(主要他 Threads、Snapchat、Googleビジネス、YouTube、TikTok、Reddit、WhatsApp、Quora等) 得意分野:ソーシャルメディアマーケティング代理店、中小企業

Hootsuiteは、世界で最古のソーシャルメディアマーケティングツールです。

主要なチャネルへの予約投稿〜エンゲージメント管理、分析まで、すべてが揃っています。ただ、ここ近年200%の値上げなどもあいまり、口コミ分析をしたい場合は月額料金 + アドオンとなります。

Sprout Social - 世界で最も洗練されたグローバルリーディングツール

拠点:シアトル - アメリカ 創立:2010年 日本語ローカライズ:なし 価格体系:月額¥39,000〜(ユーザー毎チャージ) 対応チャネル数:14種類(主要他 Threads、Googleビジネス、YouTube、TikTok、Reddit、WhatsApp、Yelp、Quora、Telegram等 得意分野:ソーシャルメディアマーケティング代理店、大企業

Sprout Social社(スプラウトソーシャル)は、世界でもよりクラシックだけれど洗練された、完璧なグローバルリーディングツールです。

特に欧米で利用されており、絶対的な信頼が厚いです。コメント返信の承認フローや投稿の承認申請フローがとにかく充実しており、ベスト3に入ると言っても過言ではありません。

ただ、Sprout Socialは価格の高さも話題に上がる理由の一つです。

Sprout Socialはまず、ユーザー1人あたりのチャージ、かつアカウントの規模(フォロワー数)によってまたさらに課金が加わります。そしてプレミアム分析機能など、より高度なソーシャル分析やリスニングを希望する際は、月額¥100,000以上になると度々Redditでディスカッションされています。

Agorapulse - 欧州発!急成長中のソーシャルメディアコメント管理ツール

拠点:パリ - フランス 創立:2011年 日本語ローカライズ:なし 価格体系:月額¥39,000〜(ユーザー毎チャージ) 対応チャネル数:主要チャネル 得意分野:ソーシャルメディアマーケティング代理店、中小企業

Agora PulseはSprout SocialとStatusbrewの良いところどりをしたツールです。またHootsuiteからの乗り換えツールとしても多く選ばれています。

AgorapulseはAIアシストによる投稿キャプションの生成機能などが予約投稿に加わり、さらにマーケティング代理店にとってもクライアントに提案したいコンテンツのブラッシュアップの一助にもなります。

Meltwater - 世界25拠点:インターネットリスニングツールのパイオニア

拠点:ノルウェー 創立:2001年 日本語ローカライズ:あり 価格体系:要相談(リサーチによると平均 ¥70,000〜 | ユーザー一人) 対応チャネル数:1000以上。ソーシャルだけではなく、ニュース、掲示板やブログなど「メディア」媒体すべて取り扱う。 得意分野:中小〜大企業

Meltwaterといえば、グローバルメディアモニタリングツールのパイオニアです。

最も大きな特徴は、ソーシャルメディアだけではなく、ニュース、掲示板、メディアなど世界中の媒体のほぼ全てをカバーしたニュースメディアモニタリング + ソーシャルメディアリスニングに強いというところです。

Twitter(X)のリスニングも得意とし、さらにはTwitterやFacebook、LinkedInの予約投稿などコンテンツ管理も併せています。どうしても、世界中のメディアを網羅する大規模ツールなだけあって、価格はエンタープライズ向けで高額とされています。

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