みなさんこんにちは、ソーシャルメディアマーケティングのエキスパートStatusbrewです。今日、ソーシャルメディアが最も効果的なマーケティングプラットフォームの一つであることは周知の事実です。

また、Hootsuite(フートスイート)が市場で最も人気のあるソーシャルメディアマーケティングツールの一つであることもやはりみなさん周知なのではないでしょうか?

もちろん日本市場では日本企業のツールが選ばれることも多いですが、Hootsuiteは、ソーシャルメディアマーケティングの分野では世界的にこの業界のリーダー的存在で、最古の企業です。そもそもHootsuiteは、ソーシャルネットワークというまだ新しい業界において、いち早くその「アカウントの分析や管理」に特化したソフトウェアを開発した第一人者です。

Hootsuiteは歴史と信頼もある素晴らしいツールですが、「いやHootsuiteじゃなくてもいいかも」と業界のユーザー間から囁かれるようになった理由をどこの記事よりもわかりやすく解説し、その上で代替品となる世界中のトップツールを紹介します。

Hootsuiteの詳しい解説はこちら

Hootsuiteの歴史!もとは「デジタルマーケティング代理店」だった

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参照:Statusbrew提供 「ソーシャルネットワークとHootsuiteの歴史をマッピングしました」

Hootsuiteは元々、デジタルマーケティングの代理店として運営していた際に「もっと一元した管理ができたらいいのに」というカナダの創業者のアイディアで2008年に生まれました。クライアントの複数のソーシャルアカウントをより効率的に管理する方法が必要だと感じたのです。当初、HootsuiteはX(旧Twitter)のみをサポートしていましたが、他の主要なソーシャルプラットフォームの人気が高まるにつれ、迅速にサポート範囲を拡大していきました。

ちなみにHootsuiteという名前は、当時500ドルの賞金とともに一般公募で決まったというエピソードもあるのだとか。

知ってた?2010年に一度日本に上陸していた!

SNS運用を早い時代から行なっていたり、テック系の記者であればその界隈で愛されていたHootsuiteですが、なんと一度日本語でのインターフェイスをHootsuite本社が2010年にリリースし、日本独自のソーシャルネットワークでもあるmixiの連携も対応していたのです。

参照:InternetWatch 

「古臭いインターフェイス」と呼ばれ続けたHootsuiteのリブランディング大進撃

しかしながら、Hootsuiteは超高機能・多機能でありながら一部では「ユーザーフレンドリーではない」というレビューもあり、親しみにくい側面もあります。親しみにくいというよりは、筆者個人の感想で言えば「いい意味でも悪い意味でも一貫したトラディショナルなデザインから変わっていない」ことで、ソーシャルメディアマーケティングツール界のSalesforceとも言えます。

そんなイメージの強かったHootsuiteは2019年〜2022年と時間をかけたリブランディングを行いました。これまで「ログインした瞬間にストリーム機能が表示されるものから、わかりやすく明るいダッシュビードに生まれ変わりました。

しかしながら「まぁHootsuiteじゃなくても良い」ユーザーが多い理由

Hootsuiteは、価格が不明瞭かつ「企業レベルになると一気に価格が跳ね上がること」や「プランを引き上げないと使えない機能が多い」こと、かつ2015年以降はどんどんソーシャルメディア管理ツールが立ち並び、より安い価格のツールが圧倒的に増えたことから、「絶対Hootsuiteじゃないといけない」フェーズは終わったとも言えます。

企業として使うなら高すぎる?価格とプラン体系

Hootsuiteの価格ですが、こちらは年額の費用なので、月額にすると、

  • Teamプランの月額サブスクリプションは60%増し

  • Professionalプランの月額サブスクリプションは100%増し

価格ページで月額必要での表記はないため、要注意です。

さらにHootsuiteは、3つのポイントで「企業として導入するのであればハードルの高さ」が目立つツールです。

1. 3人以上のユーザーであれば、問答無用でEnterpriseプランへの移行が必須で、例えば安いプランでユーザー分だけ購入する、ようなことができません。エンタープライズプランは16,000ドル~18,000ドルからスタートします。これは前払いが必要な年間プランの金額のため、月払いのするとさらに60%以上高くなると予想しましょう。

2.ProfessionalプランとTeamプランでは、多くの「高度な」機能が利用できません。 コンテンツ承認ワークフロー、キャンペーンレポート、コンテンツライブラリなどの機能が必要な場合は、前払いの年間契約に加入する必要があります。

3.代理店は、ツールのユーザー/プロフィール制限や高度な機能の面で、Hootsuiteの価値を見出すのに苦労するかもしれません。 20以上のソーシャルメディアプロフィールを管理する必要がある代理店や企業、またはアカウントに3人以上のユーザーが必要な場合、必要なユーザー数、プロフィール数、機能を得るために、コストが2倍や3倍に跳ね上がります。

Hootsuiteってどんなツール?

Hootsuiteといえばこの「ストリーム(Stream)」と呼ばれる機能が有名です。投稿内容やオーディエンスからの反応を、リアルタイムに一覧で見ることができる機能です。

引用:Hootsuite公式Webサイトより

企業/ブランドのソーシャルアクティビティの増加に伴い、複数のストリームの幅が広がることで、ダッシュボードをより美しく整頓しながら必要なアクションを見逃すことがないように入念に設計されています。 

無料版を提供していますが、複数の制限があります。レポート機能も制限されており、ソーシャルメディアのパフォーマンスの全体像を把握するには、プランをアップグレードする必要があります。

もし、ソーシャルメディアのダッシュボードの欠点が気になるようであれば、Hootsuiteの代替品を試してみてはいかがでしょうか。

Hootsuiteは決して悪いツールではありませんが、他のツールも同様の機能(あるいはそれ以上の機能)をより手頃な価格で提供しています。この記事では、Hootsuiteの代替ツールのトップ10をご紹介しています。

世界のトップツール予算別比較表

ソーシャル管理ツールが持つべき全機能を網羅した、選りすぐりのツール比較表です。

Statusbrew

対象:大企業マーケティング代理店多店舗事業者

拠点:インド 、日本、アメリカ 創立:2013年 日本語ローカライズ:あり(日英両方のカスタマーサポート) 価格体系:15,000円〜 対応チャネル数:15種類(主要他LINE、 Threads、Googleビジネス、YouTube、TikTok、Bluesky等)

  • 大量のソーシャルメディアアカウントをなんとかして、グループ企業や事業部を超えてまとめたい

  • 代理店として50〜100を超えるクライアントの投稿管理をできるだけ安く行いたい

  • 大量のコメント監視を自動化できるところまでしたい、 そんな企業様へはStatusbrew(ステータスブリュー)をお勧めします。

効率の最大化として、AI、ChatGPT、そして自動化のためにStatusbrewと、ソーシャルにおけるあらゆるマーケティング作業の自動化を行います。

AIによる自動モデレーション、自動分析、トリガー、条件、ルールを含む強力でカスタマイズ可能な自動化機能を提供しています。

Hootsuiteにもいくつかの自動化機能はありますが、ちょっとした自動化ワークフローを取り入れようとすると、ほとんどが「追加課金」の対象となります。

Statusbrewのレポートは初日からすべて手に入り、さらに18か月分のレポートデータをバックフィルできるので安心です。さらに、235の指標とKPIを網羅した最も徹底的なアナリティクスに踏み込んでいます。

Statusbrewのレポートダッシュボード

【カスタマーボイス、大手マーケティング代理店:いずれもイメージ通りの内容でレポートの作成ができてしまいました。

235の指標と40種類以上の分析軸、そして豊富なチャートを組み合わせて、クライアントが望む形のレポーティングを初日から実現できるのも大きな利点です。このデータ作成フォーマットで、カードビューや二次元テーブルチャートなどを利用して、多角的にデータを考察できます。

大規模なSNSを管理する企業の投稿承認ワークフローを設計するのが得意です

Statusbrewは、単なる予約投稿ツールではありません。複数段階の承認性ワークフローに加え、ハイリスク投稿日カレンダー機能から、NGキーワードを検出した際の自動却下など、「監視」にまつわる自動化を支援します。

動画はこちら

  • キャプションをAIで生成することができるため、バイリンガル日英コンテンツもStatusbrewで完結します。

  • カスタム変数をバックエンドで設定することで、大量の店舗情報などを一元管理して、間違いのない情報を店舗に反映できる。

vs Hootsuite口コミ

Capterraより引用

価格: Standardプラン¥25,750 Statusbrewは大量のソーシャルアカウント(100〜800)、また大量のユーザーが存在する場合のカスタムプランが格安で好評いただいています。ご相談ください。 日本語対応:あり(日本語でのサポートはメール、ライブチャット、オンラインミーティング)

¥15,000/月額で開始

Statusbrewは初期費用や運用費用などいっさいいただきません。

Agorapulse

Agorapulseは日本ではあまり馴染みのないソフトウェア名かもしれませんが、間違いなくHootsuiteと並ぶ高明なツールです。

ユーザーフレンドリーなインターフェイス、パワフルな分析機能、そして中小企業向けと言うこともあり、Sprout Social社(同じく競合)ほどの価格設定はされていないと言う点で、選びやすいものになっています。

また、ソーシャルメディアのROIツールを使用することで、ソーシャルメディアがいかにあなたの実際のビジネスに影響を与えたかをはかることができます。Agorapulseは、特に複数のユーザーアカウントが必要な企業にとって、価格面でHootsuiteを凌駕し、より経済的な選択肢となっています。

💡価格:79ドル〜 日本語対応:なし

Napoleoncat

Nappoleoncatは圧倒的にHootsuiteよりも価格が優しく、かつ設定の難易度の低いさ、カスタマイズプランなど含めて優れていると言えるでしょう。カスタマイズプランとは、「必要な機能だけ」をピックアップするもので、必要のない機能にはお金を払わなくていいという経済的なサポートが強いです。

Hootsuiteと異なり、Napoleoncatはクレジッドカードの登録なしで無料お試しが開始できますし、Facebookページを繋げるだけで紐づくInstagramも同時に接続できることも大きな特徴です。

またmNapoleonCatの自動モデレーションツールは、あなたのアシスタントモデレーターのように機能します。

モデレーションは非常に反復的な作業です。

反復的なタスクをトリガー(例:攻撃的な言葉を含むコメント)を定義して自動アクション(例:コメントを非表示にする)を設定することで処理します。さまざまな問題に対して複数の自動モデレーションルールを作成でき、簡単な設定のための自動化テンプレートも用意されています。

💡価格:11,400円〜 日本語対応:あり

Sprout Social

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Sprout Socialは、最も人気のあるHootsuiteの代替手段です。特に、包括的なソーシャルメディア管理ツールを求める中規模の代理店や大規模企業に最適です。このHootsuiteの代替手段は、以下のようなさまざまな機能を提供しています:

  • ソーシャルリスニングツール

  • 統一されたソーシャル受信箱

  • 他のソフトウェアとの統合(SalesforceやHubspotなど)

  • 共有カレンダー

  • その他多数の機能

Sprout Socialは、「全部包括する」ソーシャルメディア管理ツールを探している企業にとって、優れた選択肢となっています。

Sprout Socialはわかりやすく使いやすいインターフェースが高く評価されていますが、価格的な欠点があることも事実です。カスタムワークフローや承認などの高度なチームコラボレーション機能にアクセスするには、月額$399のProfessionalプランに少なくとも課金する必要があります。

Sprout SocialはHootsuiteよりも高価なオプションであり、最も安いプランでも月額$249からで、5つのソーシャルメディアチャネルのみがカバーされます。上位のプランとして、Professionalプランが月額$399、Advancedプランが月額$499で提供されています。30日間の無料トライアルが提供されていますが、Sprout Socialの価格プランは一般的に大規模なマーケティング予算に適しています。

💡価格:399ドル〜 日本語対応:なし

Sprout Socialの代替品No.1

Sprout Socialに代わる企業、代理店のためのソーシャルメディア管理ツールはStatusbrew

Sendible

Sendibleは、最も低価格なプランでもホワイトラベルレポートやコンテンツライブラリを提供しています。代理店向けにはカスタム承認プロセスや共同ブランディングの機能もあります。Sendibleの優先受信箱と使いやすいインターフェースは、Hootsuiteの魅力的な代替手段となります。

Sendibleの自慢であるスマートポスト機能を使用すると、1つのビューでソーシャルプラットフォームに応じたメッセージをカスタマイズできます。これはHootsuiteにはない機能です。さらに、SendibleはGoogle My BusinessやCanvaなどのプラットフォームとの直接統合を提供しています。

加えて、SendibleはすべてのプランにおいてHootsuiteよりもコストパフォーマンスに優れており、企業やマーケティング代理店にとってより優れた選択肢となります。Sendibleの最も低価格なプランは月額$29からであるのに対し、Hootsuiteの最も低価格なプランは月額$99からとなっています。

💡価格:29ドル〜 日本語対応:なし

Buffer

Bufferは日本でも知名度がHootsuiteと同様に高いのではないでしょうか?

Hootsuiteは2023年の3月31日をもって、「フリープラン」の提供終了をしているのに対し、Bufferは個人ユーザーやスタートアップに対してフリープランを設けているのが大きな特徴でしょう。

Bufferのフリープランは、3つのソーシャルチャネルに対して、30個の投稿までサポートされています。ドラッグ&ドロップで投稿の日時を調整したり、コンテンツライブラリーやソーシャルメディア専用のカレンダーの見やすさはピカイチです。

また価格も非常に優しく、1ソーシャルプロファイル6ドルから〜提供されています。

💡価格:6ドル〜(1つのソーシャルチャネル) 日本語対応:なし

Brandwatch

Brandwatchは、ブランドモニタリングに加えて、コンシューマーインテリジェンスとインフルエンサーマーケティングも提供するため、Hootsuiteより一歩先をいった優れた代替手段です。優れたリスニング機能とAIによる高度な競合分析を誇り、1億以上のユニークなデータソースと2010年以降の1.6兆件の過去の会話にアクセスできます。Brandwatchは、他に類を見ないソーシャルリスニングの洞察を提供します。

Brandwatchは、3,000万以上のグローバルクリエイターのデータベースからインフルエンサーを発見し、管理することで、エンドツーエンドのインフルエンサーマーケティングを提供します。また、レポートを自動化し、キャンペーン測定を向上させます。Brandwatchは、Twitter、Reddit、Tumblrの完全なFirehoseデータにアクセスでき、これらのプラットフォーム上のすべての公開投稿にリアルタイムでアクセスし、詳細な分析とトレンドの特定を行います。

💡価格:問い合わせ 日本語対応:インターフェイスはなし、日本代理店あり

eClincher

eClincherはHootsuiteにはない、投稿の自動化機能が自慢です。

eClincherは、包括的なソーシャルメディア受信箱、詳細な分析、優れたモニタリングツールに加えて、予約機能を提供します。使いやすいビジュアルカレンダーも備えています。eClincherのコラボレーションおよびコンテンツ承認機能はHootsuiteよりも優れており、承認ワークフローはプレミアムプランから提供されますが、Hootsuiteではエンタープライズプランのみです。

eClincherは非常に手頃な価格で、個人およびマイクロビジネス向けの最も低価格なプランは月額$65からです。カスタマーサービスも迅速でサポートが充実しています。

💡価格:65ドル〜 日本語対応:なし

SocialFlow

Socialflowは、AIを活用したソーシャル公開機能を提供しており、リアルタイムデータと機械学習の最適化を使用してコンテンツの最大化を図ります。AIパブリッシングツールを利用すると、コンテンツキューを設定し、AIが最適な投稿時間を選んで、オーディエンスのエンゲージメントが最も高い時間帯に配信を行います。

またSocialflowは、リアルタイムデータに基づいて高いエンゲージメントを実現し、手動の設定をほとんど必要としません。ブランドコンテンツやスポンサーコンテンツのキャンペーン管理、リードジェネレーション、サブスクライバーの獲得と保持をサポートします。Socialflowは2022年にPianoに買収され、現在はPianoソリューションの一部です。

💡価格:問い合わせ 日本語対応:あり

他にも、もっと安く手の出しやすいツールは多くあります。ツール選定のお悩み相談はぜひStatusbrewまでお声かけください。