こんにちは!Statusbrewです。

SNS運用やソーシャル分析ブランド監視などを行い、効果的なソーシャル戦略を立てるために、世界には多様なソーシャルメディアマーケティングツールが存在し、その数は世界で600を超えると言われています。

その中で、2025年に選ぶべき10ツールをピックアップしました!

機能や特徴を解説していますので、ソーシャルメディアマーケティングツールを検討している方、ツールの乗り換えを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

なお、ツール選定のポイントはぜひこちらを参考にしてください。

Statusbrew検討中の方必見!ツールの選定ポイントとおすすめの代替ツール7選(機能、特徴、料金を解説)

1.Statusbrew

Statusbrewは、コンテンツ作成から自動予約投稿エンゲージメントソーシャルリスニング、分析などの機能も持ったオールインワンツールです。

大量のアカウントを持つ大規模チームでのSNS運用も、コンテンツカレンダー機能であるプランナーボードでより見やすく、より整理して管理することができます。

機能が充実していることもさることながら、低価格からスタートできて、外資系ツールではめずらしく日本語対応もしています。

注目ポイント

投稿管理だけではない!カスタマイズ自在のプランナーボード

Statusbrewのコア機能であるプランナーボードは、基本的にはコンテンツスケジューラーとしての役割を担います。

しかし、タグ機能カスタム属性フィールドを設定し、様々な条件でフィルタリングすることで、タスク管理やToDoリスト、承認管理、キャンペーン・イベントの管理などを全てこのボード1つで完結します。

このボード内でコラボレーションも行うことができ、複数のメンバーでリアルタイムに作業を共有することも可能です。

大規模チームでもユーザー管理を容易に、より安全に!権限設定や承認ワークフロー

Statusbrewでは、ユーザーグループやプロファイルグループを作成することで、権限設定をより安全に、簡単に行うことができます。人の出入りが多いチームや、大量のユーザー管理が必要な場合にも1人1人の権限設定が不要となり、大きなメリットがあります。

また、カスタムワークフローも利用でき、様々な承認プロセスに対して柔軟に寄り添います。

業界トップクラスの指標数!充実したレポート機能

Statusbrewの分析・レポート機能は、指標数の豊富さが大きな魅力です。

各ソーシャルチャネル毎の指標の他、エンゲージメント指標、コンテンツ指標、オーディエンス指標といった、ソーシャルチャネルを横断してソーシャルメディア分析することが可能となります。

レポートは自由自在にカスタマイズできるため、自分が見たいレポート、経営陣に見せるレポート、クライアントに見せるレポートなど、知りたい内容を柔軟に分析できます。

日本語OK!素早いレスポンスが自慢のカスタマーサポート

StatusbrewはUIだけでなく、カスタマーサポートも日本語対応しています。Botは使用せず、実際の担当者がチャットにて対応しています。

レスポンスは非常に速く、返信速度の中央値は1分30秒を切るほどです。

英語などの外国語に自信が無くても、日本語で細かいニュアンスまで伝えることができるため、安心して利用できます。

Statusbrew提供

中規模からエンタープライズまで!充実の料金プラン

Statusbrewの料金プランはStandard、Premium、Enterpriseの3つとなります。

一番安価なStandard(15,000円)でもソーシャルプロファイル10個、ユーザー数5名と、複数メンバーで運用している場合にも対応可能です。

機能の豊富さ・高度さを考えると、この価格は非常に大きな利点となります。

また、アカウント数に応じてボリュームディスカウントも行っているため、50アカウントや100アカウント以上の、大量アカウントを持っている場合にも価格が抑えられます。

デメリット

注目ポイントにてご紹介した通り、Statusbrewには基本的なソーシャルメディア運用に必要な機能の他、高度な機能も豊富にあります。

そのため、高機能・多機能すぎて使いこなすことが難しく感じるユーザーもいるようです。

しかしながら、豊富なヘルプページやチャットによるカスタマーサポートも充実しているため、問題があった際にはすぐに検索や問い合わせすることができます。

2.Hootsuite

Hootsuiteは、ソーシャルメディアマーケティング業界における老舗ツールで、パイオニアとなる存在です。

長らくこの業界を支えてきて、ソフトウェア評価サイトのG2でも数々の賞を受賞してきました。

注目ポイント

ダッシュボード

Hootsuiteは、2022年にダッシュボードのUIを大幅に変更しました。このアップデートにより、ダッシュボードで多数のコンテンツを一元管理できることが人気となっています。1つのダッシュボードで様々なソーシャルアカウントやメディアなどのコンテンツを整理して管理することができます。

このダッシュボード1つで、様々な作業が完結します。

Owlywriterによるコンテンツ生成

HootsuiteにはOwlywriterという機能があり、AIによってコンテンツ生成をアシストしてくれます。これによって、アイディア調査を調査したり、キャプションの作成などの面で手助けとなり、高品質なコンテンツを作成できます。

デメリット

価格

デメリットとして大きく挙げられるのは、なんといっても高価なことです。

機能が豊富で人気も高いツールですが、価格面で他のツールに乗り換えているユーザーが多くいることも事実です。

プランは3つあり、チーム規模によって最適なプランを選べますが、Enterpriseプラン(カスタム見積り)以外はユーザーやソーシャルアカウントの追加ができず、アカウント数やユーザーが増えるとEnterpriseプランへ移行せざるを得なくなります。

プランによる機能の差は、Enterpriseプランを除くとあまりなく、個人ユーザーや小規模チームでも、もちろん導入するメリットはありますが、少々機能がオーバースペックとなる可能性もあります。

Enterpriseプランになると50以上のアカウントを管理でき、大量のアカウントを整理・管理できることは大きな魅力ですが、価格が大きなネックになることは間違いありません。

また、Hootsuiteは2023年に値上げ、無料プランの廃止を行っており、価格は上昇の一途をたどっています。Enterpriseプランになると50以上のアカウントを管理でき、

そのため、予算がしっかり取れる企業などにおすすめです。

日本語対応なし

Hootsuiteは日本語対応をしていません。そのため、製品を使用する際や、豊富なヘルプページやカスタマーサポートを利用する際も、英語等を使用する必要があります。

※英語以外にも、フランス語やスペイン語など6つの言語に対応しています。

3.Sprout Social

Sprout SocialもHootsuiteと並びソーシャルメディアマーケティング業界のリーディングカンパニーであり、多岐にわたる機能、また各機能の高品質さで、ソーシャルメディアマーケティングを強固に支えます。

G2のレビューでも、「ソーシャルメディアソフトウェアのフェラーリ」との声もあり、機能の素晴らしさが伺えます。

Sprout SocialとStatusbrewを比較したブログもありますので、機能の詳細を知りたい方はぜひご覧ください。

注目ポイント

ユーザーフレンドリーなインターフェース

Sprout Socialのレビューを見ていると、UIの人気が目に留まります。

直感的でユーザーフレンドリーで、とても使いやすいとの声が多く挙がっていました。見た目のスタイリッシュさも人気が高くあります。

分析・レポート機能

レポート機能では、様々な視点から強力なレポートを効率的に作成できます。有料とオーガニックで分けてパフォーマンスを比較することも可能です。

エンゲージ機能

Sprout Socialでは強固なソーシャルリスニング機能も人気の1つです。顧客へのアプローチを極力自動化し、効率的に行うことができます。

統合された受信トレイでチームコラボレーションを実現し、顧客へのレスポンスを強化します。

デメリット

価格

こちらもHootsuite同様、価格が高価であることがデメリットとして挙げられます。

Sprout Socialのプランは4つあり、Professionalプランからソーシャルアカウントは無制限となりますが、Enterpise以外は全て1ユーザーのみの価格となっています。

そのため、複数ユーザーで利用する場合はEnterpriseプランに移行せざるを得ない場合も多く、結果とても高価になってしまう可能性が高くあります。

また、自慢のレポート機能やエンゲージ機能も、StandardやProfessionalプランだと大きく機能が制限されてしまい、そこに重点を置く場合はAdvanced以上が必要となります。

実際に、小規模の代理店チームでクライアント数が4の場合に、月額$4000(約600,000円)となっているユーザーもいるようで、高価すぎるため代替ツールを探しているという声もありました。

参考:https://www.reddit.com/r/AskMarketing/comments/1frm8er/looking_to_move_from_sprout_social_to_a_cheaper/

このような内容より、小規模ユーザーには向かないツールとなり、大規模ユーザーかつ予算が大きくとれる場合におすすめです。

日本語対応なし

Sprout SocialはHootsuite同様、日本語対応をしていません。そのため、英語に自信のない方は少々ハードルが高く感じる可能性があります。

※英語以外にも、フランス語やスペイン語など5つの言語に対応しています。

4.Sprinklr

Sprinklrはカスタマーエクスペリエンスに重きをおいた統合プラットフォームで、顧客の洞察、顧客へのリーチ、顧客体験の向上を、この1つで全て完結することができます。

あらゆるソーシャルチャネルに対応し、世界中で人気の高いツールです。

注目ポイント

対応チャネルの豊富さ

ソーシャルメディアを含む多様なデジタルチャネルに対応していて、様々なタッチポイントから顧客へアプローチすることが可能です。広範囲にわたって、大規模なエンゲージメントを実現できます。

FacebookやInstagram、TikTok、Xなど主要なソーシャルチャネルの他、カスタマーレビューのBazaarVoice、メッセージアプリのWeChat、Telegram、動画や画像の投稿SNSであるSnapChatなどにも対応しています。

また、この豊富なタッチポイントより、顧客1人1人にパーソナライズされた顧客体験を提供することが可能です。

分析機能

先に説明した豊富なチャネルを1つに集約して分析することができるため、より精度の高い効果的なレポートを作成することができます。

多様な観点から視覚的に分析することができ、汎用性の高い機能となります。

非常に強力な洞察を得ることができるため、ソーシャルメディア戦略の意思決定に大きく貢献されます。

日本語対応あり

Sprinklrはサポートを含めて日本語対応しており、英語など他言語に自信の無い方でも安心して使用できます。

また、ソーシャルリスニングでは160以上の言語をサポートしていて、感情分析も100以上の言語をサポートしています。

デメリット

価格

Sprinklrは価格が非常に高価で、導入のハードルがとても高いことがネックとなります。

例えば、ソーシャルメディア管理機能があるSprinklr Socialだと、最低価格は$199(約29,850円)からとなりますが、あくまで1ユーザーあたりの価格となります。

Redditなどでレビューを見てみても、「グローバルブランド規模でないと導入は厳しい」との声も挙がっていました。

確かに世界トップレベルの機能を有していますが、コストを考慮すると、大量のチャネル・アカウントより膨大なデータを得て、初めて効果が出る可能性が高くあります。

エンタープライズプランの場合、カスタム見積りとなるため価格は公開されていませんが、一説によると年間$100万(約15億円)だったり、比較的小規模なクライアントでも年間$8万(約1200万円)とのことです。また、導入に少なくとも6万ドル(約900万円)、四半期ごとに10万ドル(約1500万円)が必要とのレビューもありました。

Nikeやマクドナルドなどのグローバルブランドが使用していて、Fortune 100社などの規模でないと維持コストが厳しいとまで言われています。

参考:https://www.reddit.com/r/socialmedia/comments/tkz1vk/money_no_object_whats_the_best_social_media/

このような内容から、導入ハードルの高さが強く伺えます。

機能の複雑さ

機能が多岐にわたることもあり、G2やGartnerのレビューでは機能の習得が少々難しいとの声が挙がっていました。

この素晴らしい機能を使いこなすためには、トレーニングを行ったりと、少々時間がかかる可能性があります。

5.Meltwater

Meltwaterは世界的に人気の高いソーシャル分析プラットフォームです。ソーシャルメディアの管理から、市場の分析やモニタリングを行い、効果的なソーシャルマーケティングを実現します。

2001年創業、オンラインメディアのモニタリング・分析を早くから行っており、メディアインテリジェンスのパイオニアです。

注目ポイント

全方位のマルチプラットフォーム

Meltwaterはソーシャルメディアの管理からモニタリング・ソーシャル分析までをオールインワンで行えるプラットフォームを提供しています。

ソーシャルメディア管理ツールもしくはソーシャル分析ツールやモニタリングツールで、それぞれ分析やソーシャルメディア管理機能を提供しているツールは多くありますが、Meltwaterはそれを全方位でカバーするメディアスイートとして大きな魅力があります。

業界の動向をリアルタイムに監視、市場・インフルエンサーを開拓

Meltwaterを使用すると、ブランドや業界の動向をリアルタイムにモニタリングでき、最新トレンド・トピックをいち早くキャッチできます。

また、そこから得た洞察で顧客のインサイトを獲得し、精度の高い分析やインフルエンサーマーケティングで企業の営業活動に大きく貢献します。

日本語対応あり

MeltwaterはSprinklr同様、サポートを含めて日本語対応しています。また、480以上の言語でモニタリングすることができ、コンテンツの翻訳も可能です。

デメリット

価格が非公開

Meltwaterはいくつかのソリューションが統合された製品スイートです。プランは4つありますが、その全ての価格が完全に非公開となっており、料金体系が不明です。

また、プランによる機能差も公開されていません。

※「もっと詳しく」をクリックしても、問い合わせとなってしまいます。

そのため、どのプランにどの機能が含まれていて、どのくらいの機能ボリュームで概算がいくらくらい、といった情報が公式ホームページから得ることは不可能です。

Reddiでレビューを見てみると、価格が高すぎる、といった声が挙がっていることは事実です。

1ユーザーあたり、年間最低$6,000(約900,000円)から、一般的には$12,000(約1,800,000円)程度と言われています。年間$20,000~30,000(約3,000,000~4,500,000円)となっていたケースもあるようです。

なお詳細が非公開である以上、Meltwaterのチームへ問い合わせを行うことになるのですが、営業チームは少々アグレッシブであるとの声も多く挙がっていました。

機能がオーバースペックとなる場合がある、または代替ツールも豊富

Meltwaterは古くからソーシャルモニタリングを提供していて、長くにわたり世界中から愛されているツールです。現在競合として台頭しているツールは当時存在しなく、現在は代替となるツールが多くあることも事実です。

Meltwaterも自身のことを「スイスのアーミーナイフ」と称しているように、多彩な機能が1つにまとめられている、非常に素晴らしい製品であることは間違いありませんが、企業規模によってはオーバースペックとなり、ROIが最大化できないことも多くあるようです。

ソーシャルメディアに散在する大量のデータをモニタリング・分析するのにはとても良い効果を発揮しますが、そこまでのスペックが不要な場合、別のツールに乗り換えているユーザーも多く見受けられます。

6.Brandwatch

Brandwatchはソーシャルメディア管理からソーシャルリスニング、分析、ブランド監視などを行うソーシャルマーケティングスイートです。

ブランド調査や、消費者の動向検知などの洞察、コンテンツ戦略やマーケティングまで、ブランドの意思決定に大きな効果を発揮するツールです。

リアルタイムのデータ洞察や、感情分析と競合ベンチマークなど、高度なソーシャル分析が実現します。

注目ポイント

広範囲にわたる市場・顧客のリアルタイムな洞察

Brandwatchは、広範囲なカバレッジにより、市場や顧客の深い洞察を得られることが大きな魅力です。

ソーシャルチャネルだけではなく、テレビやラジオ、ニュースソース、ブログ等までカバーし、徹底的な調査でスピーディーに変化する市場においてブランドの価値を高めます。

G2のレビューでも、市場や顧客の動向を理解するのに不可欠なツールという声も挙がっていました。

Brandwatchの製品スイートはいくつかのソリューションで構成されていますが、そのうち1つは「Consumer Intelligence」であり、とにかくまずは「消費者行動を理解する」ことを念頭に置き、大きく重要視していることが伺えます。

感情分析

Brandwatchは高度な分析が可能ですが、特に感情分析の精度の高さは評判が高いです。元々ソーシャルメディア管理ツールだったBrandwatchが、2022年にソーシャルリスニング機能が人気だったFalcon.ioを統合し、よりソーシャルリスニング、感情分析機能が強化されたようです。

広範囲なソーシャルリスニング、複数のプラットフォームにおけるキーワード監視・追跡に優れているとの声も挙がっています。

感情分析を含む高度な分析は、Brandwatchが大切にしている「顧客や市場をよく知る」というモットーに大きな効果をもたらし、非常に魅力的な機能です。

デメリット

無料トライアルがない

Brandwatchのデメリットの1つは、無料トライアルが無いことです。世の中にあるソーシャルメディアマーケティングツール、もといSaaS製品の多くは、1~2週間程度の無料トライアル期間を設けていることが多く、この期間にユーザーは、UIが好みか、使いやすいか、自社で運用するにあたって設定等に過不足がないか、欲しい機能がきちんとあるか、欲しい結果が得られそうかなど、各ポイントをチェックしていると思われます。

デモのリクエストは可能なので画面のUI等は確認できますが、実際に使用してみてわかることは多く存在します。

そのため、無料トライアルで実際に自身で動かす環境が無いことは、導入を諦める原因の1つとなる可能性があります。

価格

今までご紹介したHootsuite、Sprout Social、Sprinklr、Meltwaterでもそうなのですが、Brandwatchも高価だというレビューをよく見かけます。

なお、Sprinklrと同様、Brandwatchも価格は非公開です。

ちなみに、各プランの「Get started」をクリックするとデモのリクエスト画面となります。

Redditのレビューによると、2ユーザー、ソーシャルアカウント数が25で、年間$10,000(約1,500,000円)となっているケースもあるようです。

このことからも、比較的大規模ユーザーに焦点を当ており、予算が大きく取れない場合には導入が厳しいようです。

設定の複雑さ

注目ポイントにて、Brandwatchは感情分析を含む高度な分析に定評があると記述しましたが、その分析機能を活かすための各種設定がかなり複雑だという声が挙がっていました。

ある程度技術的に知識のあるユーザーでないと難しく、この素晴らしい機能を使いこなせない場合もあるようです。

7.Buffer

BufferはシンプルなUIが人気のソーシャルメディア管理ツールです。セットアップも簡単で、初心者でも気軽に開始することができます。

2010年に創業されて以来、簡単な操作とすっきりとした画面、価格体系の明瞭さから、多くのユーザーに使用されています

ソーシャルメディア管理に必要な基本機能はしっかりと用意されているのにもかかわらず、その価格の安さには驚きです。

Redditの口コミでも、「おすすめのソーシャルメディア管理ツール」といったトピックでは、必ずといって良いほど名前が挙がっており、人気の高さが伺えます。

注目ポイント

スケジュール機能

Bufferの魅力は、なんといっても機能のシンプルさが挙げられます。

特にスケジュール機能が人気で、とても使いやすいと評判です。

投稿スケジュールの管理、キャンペーンの管理などで、効率アップを実感しているユーザーが多数いるようです。

コンテンツ計画を視覚化することで、複数プラットフォームを利用していたり、投稿数が多い場合でも、投稿管理がとても楽になります。

お財布に優しい価格

Bufferは$5(約750円)/月から始められて、無料プランも用意されています。

あくまで1ソーシャルアカウントでの価格で、Essentialsはユーザー数が1となりますが、非常にスタートしやすい価格設定です。

また、Teamプランではユーザー数は無制限となります。

個人のSNS代行業者のようなユーザーや、管理するソーシャルアカウントが少ない場合には、大きなメリットです。

無料プランでは機能制限が多くありますが、有料プラン(Essentials、Team)での機能差が少ないため、個人ユーザーであればEssentials、複数ユーザーであればTeam、といった選び方ができます。

デメリット

ニーズによっては機能不足

Bufferにはソーシャルメディア管理に必要な機能が備わっていますが、他ツールと比較すると少々機能不足を感じてしまう面もあります。

例えば分析機能です。レポート機能は用意されていて、主要なソーシャルチャネルにおける基本的なパフォーマンス分析は可能ですが、例えば様々な指標を自由にカスタマイズして独自のレポートを作成したり、競合分析やベンチマーク分析など、高度な分析には対応していません。

また、多くのクライアントを抱える代理店や大規模な組織でSNS管理を行っている場合、権限設定や承認ワークフローも大切な役割を果たしますが、Bufferの権限設定は3パターンのみ、カスタムワークフローの機能はありません。

大規模ユーザーには向かない

Bufferはスタート価格はとても安価なのですが、有料プランの表記価格は全て1ソーシャルアカウント分となります。そのため、複数アカウントを管理している場合は、価格が2倍、3倍…と、結果高価になりかねません。ソーシャルアカウントが10を超える場合にはディスカウントがあるそうですが、問い合わせが必須となるため詳細は不明です。

また、前項でも記載した高度な分析ができない、権限設定などが柔軟にできないことを考えると、大規模な組織やアカウント数が多い場合には、Bufferは向いていないことが伺えます。

8.SocialPilot

Social Pilotはユーザーフレンドリーで使い勝手の良い機能と比較的お手頃な価格が魅力のソーシャルメディア管理ツールです。

大きく分類すると、ソーシャルメディア管理とレビュー管理の2つの柱に分かれ、それぞれ料金プランも分かれて存在しますが、レビュー管理は無料プランがあります。

Social Pilotはシンプルながら、タグ等でカレンダーを柔軟にフィルターできたり、コンテンツライブラリがあったりと、様々な機能が含まれていて、価格とのバランスが良いツールです。

投稿へのコメントやクライアント管理、コンテンツ承認ワークフロー、クライアント承認ワークフローなど、チームコラボレーションや複数のクライアントを持つ代理店に向いている機能もあります。

注目ポイント

一括スケジュール機能

Social Pilotには一括スケジュール機能があります。最大500件の投稿をCSVファイルでアップロードし、スケジューリング可能です。

これにより、投稿作成作業が大きく効率化します。

AIによるコンテンツ生成アシスト

Social Pilotには、AI PilotというAI機能があります。最新のトレンドや魅力的なキャプションを提案してくれて、より顧客に響くコンテンツを作成できます。

他にも、文法のエラーの訂正、各ソーシャルプラットフォームに合わせてコンテンツを最適化してくれるなど、コンテンツ作成のアイディアに困った際にはメリットの大きい機能です。

価格体系が明瞭、低価格からスタート

Social Pilotはプランが4つあります。

この他に、Enterpriseプラン(カスタム価格)も用意されています。

$25.5(約3,825円)からスタートでき、Essentials、Standardが個人もしくは小規模ユーザー向け、Premium、Ultimateが代理店もしくは中規模ユーザー向けとなります。

デメリット

分析機能、ソーシャルリスニング機能

Social PilotではStandard以上のプランで分析・レポート機能が利用できます。

各ソーシャルチャネルごとに分析指標が用意されていて、詳細なレポート作成は可能となります。

ただし、例えばベンチマーク分析・競合分析やエンゲージメント分析など、より高度な分析指標には対応していません。また、Social Pilot経由ではなくネイティブツールにより投稿されたコンテンツに関しては分析対象とできません。

ソーシャルリスニングに関しても、レビュー管理機能(オプション)を利用できますが、FacebookもしくはGoogle Business Profileのレビューのみ対象となっています。

RedditやG2の口コミを見ていても、ソーシャルリスニングに関して言及しているコメントは見つけられず、ここの機能が少々弱いということが伺えます。

対応ソーシャルチャネルが少ない

Social Pilotは、価格設定の割に管理できるソーシャルアカウント数は多いのですが、対応しているソーシャルチャネルが少ないことがデメリットとして挙げられます。

Facebook、Instagramなどを含む10チャネルに対応しています。

主要なチャネルには対応していますので、そこがネックとならないユーザーも多数存在すると思われますが、ニッチなチャネルを使用したい場合には向かない可能性があります。

このような内容より総合的に考えると、ハイエンドなツールを求めている場合には不向きなツールです。

9.Agorapulse

Agorapulseは直感的な操作と使いやすく魅力的な機能が人気のソーシャルメディア管理ツールです。複雑な操作は不要で、投稿作成から公開までをシームレスに実行できます。

コンテンツスケジューラーや受信トレイ、ソーシャルリスニング、分析・レポート機能などのコア機能に加え、AIによるコンテンツ生成アシスト機能や、従業員アドボガシーなど、ソーシャルメディア運用をより豊かに、より効率的にする機能を多く有しています。

Agorapulseのレビューを見ていても、とにかく「直感的」というワードが多く飛び交っています。

オンボーディングも楽だった、という声も挙がっていました。

注目ポイント

ソーシャル受信トレイ

Agorapulseで注目すべき機能の1つに、受信トレイ機能があります。様々なソーシャルチャネルからのDMや、コメント、メンションだけではなく、FacebookやInstagramなどの広告に対するコメントもすべて一か所で管理することができます。受信トレイの管理が非常に簡潔にできると評判です。

受信トレイをフィルタリングしたり、一括削除・非表示や割り当てを行うことも可能です。

独自のROIツール

ソーシャルメディアにおけるROIは、キャンペーンや広告などのソーシャルメディアにおけるマーケティング活動にかかった金額と収益を比較し、このマーケティング活動がどれくらい効果があったかを測定する方法です。

Agporapulseには独自のROIツールがあり、Google Analyticsと連携してデータを収集し、どの広告・投稿や会話が、どのようにインパクトがあったかを追跡する仕組みを持っています。

ソーシャルプロファイル・コンテンツごとや、コンテンツ作成チームまでに焦点を当て、パフォーマンスを分析することが可能です。

無料プランがある

Agorapulseには無料プランがあります。無料プランには機能制限は多くありますが、ソーシャルメディア管理ツールがどういったものかを知るためや、まずは簡易的に導入した方にはぜひおすすめです。

また無料プランの他に、各有料プランには30日間の無料トライアルも用意されています。通常、無料トライアルは1~2週間程度が多いのですが、30日間あればじっくりと各プランの特徴を確認することが可能です。

デメリット

価格

Agorapulseには4つの有料プランと、無料プランが1つあります。

Standardプラン$79(約11,850円)~となりますが、あくまで1ユーザーあたりの価格という部分に注意が必要です。

ソーシャルアカウント数が10となりますので、決して高価ではない価格からスタートできるように思えますが、チームで運用している場合は、ユーザー数分の購入が必要となり、価格が大きく跳ね上がります。

分析機能

Agorapulseの分析機能は概ね評判が良く、シンプルで視覚的なレポートを提供してくれます。しかしながら、高度な分析機能を提供しているのはAdvancedプラン以上となります。

そのため、Standard、Professionalプランだと機能不足を感じるユーザーも多いようです。

また分析機能以外にも、プランによる機能差が大きくあるのも問題です。

素晴らしい受信トレイ機能も、コメントの割り当てやコメントの監視、ラベルタグ、一括操作など、プランで制限されてしまう機能も多くあります。

またROIレポートに関しても、高度なROIレポートはAdvancedプラン以上となります。

日本語対応なし

Agorapulseは日本語対応がありません。カスタマーサポートはメールやチャットがありますが、そちらも英語、フランス語などでの対応となります。

10.Khoros

Khorosはデジタル顧客エンゲージメントプラットフォームを提供しています。

2001年にLithium Technologiesとして設立し、20年以上の実績による専門知識で世界中に愛されています。

Khorosには、主に3つのソリューションがあります。

  • Khoros Community

 コミュニティ管理ソフトウェアを提供します。MicrosoftやAppleなどでよくある、セルフサービスで回答を探すようなコミュニティをイメージするとわかりやすいと思われます。

  • Khoros Service

 オムニチャネルのコンタクトセンターを提供します。チャットやSMS、ソーシャルメディア、メールなど、様々なデジタルチャネルに対応しています。

  • Khoros Social Media Management

 ソーシャルメディア管理機能を提供します。投稿からエンゲージメント、ソーシャルリスニングや分析など、ソーシャルメディア運用をより効率化する機能が揃っています。

注目ポイント

拡張性

Khorosは豊富なAPI連携により、様々なソーシャルチャネルへの接続ができるだけではなく、様々なソフトウェアとの連携が可能です。

例えば、Salesforce(CRM)、Google Anarytics(分析・BI)、HubSpot(CRM)、Zoom、ZenDesk(CRM)などがあり、他ツールとのシームレスな連携を実現します。

また、ソーシャルリスニング機能にはTalkwalkerを搭載していますが、MeltwaterやBrandwatchとの連携も可能です。

音声メッセージ

Khorosは音声メッセージにも対応しています。デジタル通話を処理し、IVR(自動音声対応)を管理します。また、SMSにも対応していて、ボットで自動対応を行います。

このような音声メッセージも、その他のチャネルと一元的に管理可能です。

これらを可能とするのは、コミュニティやコンタクトセンターのサービス提供をしているKhorosの製品ソリューションならではの大きな強みです。

ソーシャルリスニング機能

Khorosのソーシャルリスニング機能には、Talkwalkerを搭載しています。

2022年にKhorosとTalkwalkerはパートナーシップを結び、世界クラスのソーシャルメディア管理、インテリジェンス、ディープリスニングをシームレスに提供すると発表しています。

Talkwalkerはリアルタイムに顧客のインサイトを獲得することを掲げていて、Forrester New Wave™:AI-Enabled Consumer Intelligence Platforms, Q3 2021ではリーダーに選出されています。

この強力なディープリスニング機能がKhorosに取り込まれたことにより、幅広いチャネルで得た顧客のインサイトをソーシャル戦略へより効果的に活かせるようになりました。

デメリット

機能が使いにくい

Khoroには顧客の洞察を得るために欠かせない機能が多くあり、ガバナンスもしっかりとしたツールであることは明白ですが、少々使いにくいという声が見受けられました。

機能がユーザーフレンドリーでない、直感的でないといった内容が主な理由であるようです。また、不具合が多いという声も挙がっていました。

価格

Khorosは一切価格情報が公開されていません。その上、プランも非公開です。

そのため料金体系を公式情報から得ることは不可能で、デモをリクエストするしかなくなります。

ただ、SaaSの調達や交渉を行っているVendrにて、Khorosに関する内部取引データが公開されていました。

企業のニーズによってかなり価格が上下するようですが、最高価格だと$620,000(約9,300万円)となっているケースもあったようです。また、平均価格は年間$165,000(約2,475万円)とのことでした。

参考:https://www.vendr.com/buyer-guides/khoros

このことから、Small~Midサイズの企業やチームにとっては、とてつもなくハードルが高い製品であり、グローバル規模のブランドや企業でないと導入は不可能との印象を受けます。

まとめ

2025年最新版として、おすすめのソーシャルメディア管理・分析ツール10選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

それぞれに特徴や強み、向き不向きがあり、バラエティ豊かなツールとなります。

ぜひ、ソーシャルメディアマーケティングツール選びの参考にしてくださいね!

ソーシャルメディアマーケティングツールをお探しの方、Statusbrewをもっと詳しく知りたい方は、右下のライブチャットからお声掛けください。日本チームがすぐに応答します 。