SNS監視員や、サイトパトロール、SNSモデレーター、ネット監視員といったお仕事を求人サイトで見かけたことはありませんか?SNSを見ているだけでお金がもらえる???そんなうまい話があるのでしょうか?このブログではSNS監視バイト、投稿監視サービスについて調査していきます。
SNS監視バイトとは?
まず、SNS監視バイトとは何でしょうか?
SNS監視バイトとは、ソーシャルメディア・プラットフォームやその他のオンライン・コンテンツをリアルタイムで監視するお仕事です。監視の仕事は、プラットフォーム上のユーザー生成コンテンツ(UGC)をチェックし、炎上に繋がりそうなコンテンツや、誹謗中傷、違法コンテンツなどがないかを確認します。
監視のオペレーターは、リスクを含む投稿を見つけた場合には迅速に対処する必要があります。マニュアルに従って対応したり、有害なコンテンツをレポートにしたりすることが仕事に含まれます。判断が難しいものや、非常にリスクの大きい投稿など、必要に応じて上に判断を仰ぐエスカレーションを行うこともあります。高度なエンジニアの知識は必要なく、基本的には監視・報告するお仕事です。
SNS監視バイトの主な仕事内容
投稿を監視する
ソーシャルメディア・プラットフォームやオンラインコンテンツ上の投稿をリアルタイムで監視します。
違反があったらマニュアルに従って非表示・削除する
禁止されたコンテンツやルールに違反する投稿を見つけた場合、所定のマニュアルに基づいて対処します。
対応できないものに関してはエスカレーションをする
判断が難しい場合や重大な問題がある場合は、上司や上位の管理者に報告・相談(エスカレーション)をします。
報告書に記載する
監視作業の結果や対応内容を報告書に記載し、必要な場合には報告します。
それぞれの会社によってそれぞれ違いがある上、全ての情報が公開されている訳ではないので、より具体的な仕事内容を把握したい場合は求人情報や応募先の詳細を確認してみてください!
SNS監視バイトの求人情報
SNS監視バイトはどのような待遇で、どのような人に向いているのでしょうか???
時給
最低賃金+200~300円(深夜割り増し手当あり)が相場です。
どんな人に向いている?
マニュアルやガイドラインの遵守: SNS監視バイトでは、企業やプラットフォームのマニュアルやガイドラインに従って監視を行う必要があります。
パソコンの画面を見続けることが苦ではない: SNS監視バイトは、PC作業が多いため、パソコンの画面を長時間見ることが苦ではない人が適しています。
集中力が必要: SNS監視バイトでは、長時間集中して作業を行う必要があるため、集中力が必要です。
緊急事態に柔軟な対応ができる: SNS監視バイトでは、緊急事態やセキュリティ上の問題が発生した場合には、適切な対応を行う必要があります。
ストレス耐性がある: SNS監視バイトでは、不適切な投稿や炎上などのネガティブな内容に接することがあります。ストレス耐性が求められる場合があります。
勤務時間
24時間投稿を監視するサービスなので、
9:00~18:00
14:00~23:00
20:00~5:00
など、3交代制でシフトを回しているところが多いです。
SNS有人監視サービス会社について深堀り
SNS監視バイトの概要は掴めましたか?SNS監視バイトの仕事内容についてより理解を深めるために、SNS有人監視サービスとは何か?投稿監視とは何か?についても探ってみましょう!
投稿監視サービスとは?
投稿監視サービスとは、インターネット上の企業や商品に関する情報を収集し、炎上につながる可能性がある危険な投稿を見つけ出し、適切に対応するサービスのことを指します。
他にも代理店ごとに
SNS監視サービス
風評監視サービス
レピュテーションリスク管理サービス
インターネットモニタリング
と呼ばれることもあります。
これらのサービスでは、以下のような投稿を早めに検知し対処します。
企業や商品に対する批判やクレーム
虚偽の情報やデマ
悪意のある攻撃的なコメント
炎上を招く可能性のある問題発言
大切なのは、問題が発生する前にしっかりと見つけ出し、迅速に対処すること。早期に対応することで、風評被害を防ぎ、企業や商品の信頼性を守る役割を果たします。
SNS有人監視サービスのワークフロー
SNS有人監視サービスは基本的に以下のようなワークフローで行われます:
データを収集
有人監視
問題がない→日次報告・月次報告 問題がある→緊急通知・対応
報告書はこのようなものが作成されます。
株式会社BLITZ Marketingのレピュテーションリスク管理サービスの報告書の例引用: BLITZ Marketing
ご参考までに各社が公開しているワークフローのイメージ図です。
エルテス
Webリスクモニタリング
株式会社エルテスのWebリスクモニタリングサービスのワークフローの図引用: エルテス
コンテンツリスクチェック
株式会社エルテスのコンテンツリスクチェックサービスのワークフローの図引用: エルテス
DNP
株式会社DNPのSNS炎上監視サービスのワークフローの図
E-Guardian
株式会社E-Guardianの投稿監視サービス(有人監視)のワークフローの図引用: E-Guardian
AI監視との連携
多くの代理店ではAIツールを併用して投稿監視を効率化しています。AIは、関連する投稿やコメントを集める事に使われています。
AIを使って自社だけで投稿監視を行いたい方はこちらの記事を参考にしてみてください!
費用感
会社の規模、監視するチャンネルの数によって大きく異なり、投稿有人監視サービスの費用は以下の要素によって変動します。
監視対象の数
監視の頻度
監視の範囲
監視ツールの利用
さらに、
定額料金制
従量課金制
初期費用
コンサルティング費
サーバー料金
など、料金形態の違いや追加で掛かる費用もあり、会社によって様々です。
しかし、こんな曖昧な情報では満足できなかったので力技で費用の見積もりを調査してみました!どのように調べたかというと、売上高と顧客数を調べて、それをもとに1クライアントとの平均取引額を計算しました。
その結果、1クライアントあたり300万〜500万円/年が相場だろうという結論に至りました。
また、業界最安値を謳うデジパトの月額は55,000円からとなっています。
業界最安値を謳うデジパトのSNS監視ツールの料金表引用: デジパト
投稿監視のチーム編成
投稿監視はチームで行っています。投稿監視サービスのチーム編成は多様ですが、
180人のセンターを例に挙げるとすると、
チーフ2名、スーパーバイザー7名、オペレーター約170名
この中に少人数のチームがあり、それぞれチーム長がいます。
そして複数のチームをスーパーバイザーがまとめています。
SNS監視バイトは、ユーザー安全とコンテンツ品質の向上に貢献する重要な仕事です。風評被害を未然に防ぐために、監視サービスはますます需要が高まると考えられます。
仕事内容に興味を持った方は、求人情報を確認してみてください!
あるいは思い切って代行業を立ち上げてみるのも面白いかもしれません。
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