こんにちは、Statusbrewです。
こちらは大量の自社、行政府のSNSアカウントや多店舗運営している場合の店舗、店長アカウントなどを管理している皆様向けの記事です。
企業として自社の商品やサービスを宣伝するための投稿を発信することは、今や全ての企業が行っているといっても過言ではないですが、企業の統制が取れないという相談をよく受けます。
その統制が取れないとは何か?またなんで統制が取れないと困るのか?
最も大きな部分は「投稿に一貫性のない表記」がされること、またそれによるリスクがどんどん重大になってくるからです。
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Statusbrewが提唱するソーシャル上のリスクマトリクス
その投稿が起因のリスクは当然と言えば当然ですが、ほとんどの場合内部の人間つまり従業員(正社員、アルバイト、インターン含む)の投稿テキスト内容です。
ソーシャルメディア投稿における投稿者が起因のリスク
ソーシャルメディアの投稿において、投稿者が起因するリスクには以下のようなものがあります:
誤情報や偽情報の拡散:
誤った情報や意図的な偽情報(フェイクニュース)を拡散するリスク。これは公共の誤解を引き起こし、信頼性の損失につながる可能性があります。
個人情報の漏洩:
自身や従業員や役員の個人情報、機密情報を不注意に公開することで、プライバシー侵害やデータ漏洩のリスクがあります。
ブランドイメージの損傷:
不適切なコンテンツや表現を使用することで、個人や企業のブランドイメージに悪影響を与えるリスク。
法的責任:
著作権侵害、名誉毀損、侮辱罪など、法的な問題を引き起こすリスク。また薬事法や広告表記で大きな誤解を生むような表記。「絶対に痩せる」「全額返金」「業界No.1」など。
オンラインでのハラスメントやいじめ:
投稿がオンラインハラスメントやいじめを誘発するリスク。
文化的、社会的感受性の無視:
文化的、宗教的、社会的な感受性を無視した投稿により、特定のコミュニティやグループからの反発を招くリスク。
セキュリティ脅威:
ハッキングやフィッシングの標的となるリスク。特に、リンクやダウンロード可能なファイルを含む投稿は注意が必要です。
誤解や誤解釈の拡散:
投稿の意図が誤解され、誤解釈が拡散されるリスク。
社内ポリシーやガイドラインの違反:
企業や組織の内部ポリシーやガイドラインに反する内容を投稿することによるリスク。
これらは各業界において、該当する「キーワード」が必ず存在します。Statusbrewではこれらの「キーワード」を検出して、投稿の公開前に「公開して良い投稿かどうか」を見極めます。
Statusbrewの投稿監視機能
ソーシャルメディア監視・管理プラットフォームであるStatusbrewでは、投稿監視機能が人気です。
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Statusbrewの投稿管理ツール
Statusbrewの投稿監視ルールは、特定の条件に当てはまる投稿に対して自動でアクションを起こす、というものです。
最もリスクを回避する方法は、「このキーワードは使わないでほしい」キャプションをリスク対策の優先順位別にまず羅列します。
そのキーワードが下書きされた際に、どのようなアクションをチームメンバー(投稿作成者)に対して起こしたいか?を決定し自動化します。
①リスクの高さ別に優先すべきキーワードを並べる。
②Statusbrewの監視ルールを作成し、条件指定と対応するアクションを決定します。下記は薬事法に関するハイリスク投稿を防ぐためのルールの作成例です。
・データのソース(どのアカウント向けの投稿を対象とするか?)
・トリガー(投稿が作成された時か、編集された時か)
・条件指定(キーワードを含むもの、メディアの種類、投稿の作成者、タグなど)
・アクション(投稿を自動で承認に回す、問答無用で却下し公開させない、また通知を送るなど)
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薬事法に関するハイリスク投稿を防ぐためのルール
Statusbrewは通知フローも充実しています。しかるべき広報部やソーシャルメディアマネージャーに適切な指示を受けましょう。