プロファイルとプロファイルグループ

これがなくては始まらないStatusbrew活用ヘの第一歩 - プロファイルの接続とチームメンバーへのアクセス権限の付与とグループ化。

Statusbrewのアクセス権限の構造と管理方法

プライマリーオーナー、オーナー、そして管理者は、ユーザーの権限を管理することが可能です。ユーザーがアクセスできるソーシャルプロファイル/プロファイルグループと、そこで何を実行することができるのかを設定できます。権限の付与は、アクセス権を必要な範囲に制限し、効率的な共同作業を提供します。

このアクセス権限の付与は、1つの共有のワークスペースでリスクにさらされることなく全員が作業するために、そしてSNS運用で特定のタスクを様々な人またはチームで行うために、必要不可欠です。

この記事ではStatusbrewにおけるユーザーへのアクセス権限を設定方法や、設定方法の実用例を紹介します。

アクセス権限設定とは、特定のユーザーやグループがシステムやデータにアクセスできる範囲を制限する機能のことです。

Statusbrewのアクセス権限の種類

Statusbrewでプロファイルを追加し、プロファイルグループを作成すると、その特定のプロファイルとプロファイルグループに対して、誰がどの機能にアクセスできるかを制御することができます。

プロファイル/プロファイルグループには、以下の権限を設定することができます:

設定可能なアクセス権限

権限

概要

誰に付与するのが最適か

すべての権限

エンゲージ、投稿、レポートの全機能に対するアクセス権限。

制限なく全機能にアクセスする必要がある、チームリーダー、マネージャー、アカウントオーナー。日々のエンゲージメントから投稿やレポートなど制限なくあらゆることに対応する、信頼できるそしてシニアチームメンバーに付与すべき権限です。

エンゲージ機能すべて

エンゲージの会話を確認、割り当て、返信、クローズさせることができ、社内共有ノートも残すことができる権限。

顧客のメッセージやコメントに積極的に返信するコミュニテイ管理者やサポートチームなど、受信する問い合わせに対応するユーザーに付与しましょう。

会話の閲覧のみ

会話の閲覧のみが可能な権限。会話に返信したり、リアクションしたりすることはできません。

若手のチームメンバーや、入社間もない社員に付与して、進行中のやりとりを把握し、関連するタスクのコンテキストを集め、顧客対応の方法を学んでもらうことが可能です。まだ回答や返信を直接管理するのが難しい場合にこの権限を付与します。

会話の監視

下記のようなモデレーション業務が可能な権限。 - 会話ステータスの更新(オープン/クローズ/スヌーズ) - 会話の非表示/再表示/削除 - ユーザーのブロック/ブロック解除 - 会話へのマクロアクションの適用 - マクロアクションを使った社内共有ノートの追加 この権限では、公開の場で会話に返信することはできません。

会話に直接返信し、公開の場で顧客とやりとりすることはありませんが、不適切な会話を非表示にし、スパムを排除することで、会話を安全安心な状態に管理する立場のチームメンバーに付与すると良いでしょう。

投稿すべて

承認を必要とせず、投稿の作成、予約投稿、公開をできる権限。

他の人の承認を必要とせず、企画、作成、予約投稿、公開できるシニアコンテンツマネージャーや経験豊富なマーケティング担当者。

投稿作成(承認が必要)

投稿を作成することはできるが、直接公開することはできない権限。一度作成された投稿は、下書きとして保存するか、承認へ回す必要があります。

インターン、若手コンテンツクリエイター、またはフリーランスの協力者等、コンテンツは作成しても直接投稿すべきでないユーザー向けの権限です。レビュー前の投稿やブランドにそぐわないコンテンツが公開されてしまうアクシデントを避けるため、マネージャーまたは編集者による投稿内容のレビューと承認を確実に行うことができます。

プランナー閲覧のみ

編集権限はなく、プランナーのスケジュールと公開済みの投稿を閲覧できる権限。

若手チームメンバーやインターンなど、コンテンツスケジュールや次回キャンペーンを把握する必要があるユーザー向けの権限です。

レポート閲覧のみ

パフォーマンス追跡とインサイトのため、レポートを作成、生成することができる権限。

マーケティングアナリストやレポーティングアシスタントに適した権限です。投稿やエンゲージメントに関する業務は担当せず、データを積み上げ、パフォーマンス概要を作成し、定期的にシニアマネージャーやクライアントとデータの共有を行うユーザー向けです。

プライマリーオーナー、オーナー、管理者であるメンバーは下記の閲覧が可能です(コラボレーターとして追加されていなくとも閲覧可能)。

・すべてのプランナーボード

・すべてのエンゲージのチーム受信箱

・すべてのレポートダッシュボード

プロファイルとユーザーグループによる権限付与

Statusbrewにユーザーを新しく招待した後、ユーザーへのアクセス権限付与がより簡単になりました。個別にアクセスや権限を設定する代わりに、新しいユーザーをユーザーグループに追加するだけで完了します。そのユーザーグループに対して事前に設定したすべての設定とアクセス権が、新しいユーザーにも自動的に適用されます。同様に、新しいソーシャルプロファイルを追加する場合、新しいプロファイルをあらかじめ設定されたプロファイルグループに追加すれば完了です。新しいプロファイルは、その特定のプロファイルグループのアクセス設定に従って動作します。

プロファイルグループとユーザーグループを使用したアクセス権限とワークフローの作成については、Statusbrew - グループ機能の紹介 | SNSマーケティングの基本:ソーシャルメディアを大規模に管理するためのソリューション で詳しく説明しています。

単体のソーシャルプロファイルにアクセス権限を付与する方法

Statusbrewでは、単体のソーシャルプロファイルに権限を付与して、どのユーザー/ユーザーグループが特定のソーシャルプロファイルにアクセス・管理することが可能です。これにより、それぞれのプロファイルにおいて誰が投稿、エンゲージ、レポート作成するのかの詳細を管理できます。

  1. プロファイルを選択します。

  2. 権限を設定したいプロファイルの左にある三点メニュー をクリックします。

  3. 編集をクリックします。

  4. 権限を追加をクリックします。

  5. 付与したい権限を選択します。

  6. 選択された権限の隣に、その権限を付与したいユーザー/ユーザーグループを入力します。「よく使う」や検索バーを使うと便利です。

  7. 更新をクリックして変更を適用します。

Statusbrewでは、ワークフローを柔軟に管理するため、複数の権限を追加することができます。

ユーザー/ユーザーグループの隣にある をクリックすると、権限からそのユーザー/ユーザーグループを削除できます。

そのプロファイルグループから権限を取り除くためには、権限名の右端にある 権限を削除)をクリックしてください。

Statusbrewに新しいプロファイルを接続する過程で権限を設定することも可能です。アクセスが認証された後、Statusbrewのプロファイル詳細画面にリダイレクトしますが、この時、特定のプロファイルに権限を付与して、設定を更新します。

プロファイルグループへ一括で権限を付与する方法

プロファイルグループにアクセス権を設定することで、プロファイルの管理がこれまで以上に簡単になります。アクセス権を一度設定すれば、新しいプロファイルをグループに追加するたびに、自動的に設定されます。

  1. 設定へアクセスします。

  2. プロファイルグループを選択します。

  3. アクセス権限を設定したいプロファイルグループの左にある三点メニューをクリックします。

  4. 編集をクリックします。

  5. 権限を追加するをクリックします。

  6. 設定したい権限を選択します。

  7. 選択された権限の隣に、その権限を付与したいユーザー/ユーザーグループを入力します。「よく使う」や検索バーを使うと便利です。

  8. 更新をクリックして変更を適用します。

Statusbrewでは、ワークフローを柔軟に管理するため、複数の権限を追加することができます。

ユーザー/ユーザーグループの隣にある をクリックすると、権限からそのユーザー/ユーザーグループを削除できます。

そのプロファイルグループから権限を取り除くためには、権限名の右端にある 権限を削除)をクリックしてください。