ルールエンジンのアクション

Statusbrewのルールエンジンのアクションは、定義づけされたフィルターがトリガーとなり、自動化されるタスクのことです。それには、コメント監視、会話管理、タグ付け、チーム内での通知機能などが含まれます。

アクションとは、一連の自動化されたタスクやレスポンスのことを指します。ルールエンジンで定義されたフィルターをきっかけとして、アクションが発生します。アクションは、会話やソーシャルメディアネットワークの種類によって変化します。

この記事では、ルールエンジンの様々なアクションについてご紹介します。つづきをお読みいただく前に、Statusbrewのルールエンジンを理解するもぜひご一読ください。

コメントのアクション

これらのアクションはSNSのコメントの表示と返信を管理します。特定の種類の会話に適用されます。

会話のアクション

概要

プライベートに返信 (FacebookとInstagramのみ)

Facebookと(または)Instagramのコメントに、メッセンジャーでダイレクトメッセージを送信します。「メッセージを追加」という欄に、自動返信されるメッセージを入力します。他のメッセージを追加」をクリックし、複数のメッセージを追加することも可能です。その場合、メッセージの1つが、ランダムに返信されます。

コメントを非表示

コメントを表示されている状態から非表示にします。

コメントを再表示

非表示にしていたコメントを再表示させます。

コメントを削除

選択したコメントを完全に削除します。このアクションは取り消すことはできないので、ご注意ください。

コメントを非表示またはコメントを削除のアクションを設定するときは、必ずフィルターを追加してください。フィルターを追加しないまま、これらのアクションを使用してしまうと、選択したソーシャルプロファイル上のすべてのコメントを非表示または削除することになってしまいます。

例えば、フィルター>メッセージ(コンテンツ)>In(=)にキーワードを入力すると、キーワードが含まれるコメントのみが非表示になります。

フィルターを設定しないまま、コメントを非表示・削除のアクションを使ってしまうことがないようご注意ください。

会話のアクション

Statusbrewというプラットフォーム内におけるアクションで、会話をより効率的に管理・整理するために設計されました。すべての種類の会話に適用されます。

会話のアクション

概要

会話をアサイン

特定のユーザーまたはユーザーグルプへ会話をアサインします。

会話をクローズ

会話のステータスをオープンまたはクローズへ変更します。

会話にウォッチャーを追加

ウォッチャーを追加します。

会話をエンゲージ受信箱に移動

より良い管理や追跡のため、特定の会話をエンゲージ受信箱へ移動させます。

会話の優先度を上げる

優先度の高い会話に印をつけます。

タグのアクション

会話または連絡先にタグをつけて分類することで、管理や追跡をよりスムーズにします。

タグのアクション

概要

会話にタグを付与

会話にタグをつけます。

会話からタグを外す

会話からタグを外します。

連絡先にタグを追加

連絡先にタグをつけます。

連絡先からタグを削除

連絡先に着いているタグを外します。

タグのアクションでは、タグの一覧から追加したり外したりするタグを選択する必要があります。

通知のアクション

これらのアクションは更新やレスポンスがあったことを、タイムリーにチームメンバーに通知します。

通知のアクション

概要

Slackチャンネルに通知を送る

Slackに通知を送ります。

通知を送る

特定のユーザーまたはユーザーグループのアプリへ通知を送ります。

メールを送信

Statusbrewのアカウントを持っており、メールでの通知を希望する特定のユーザーまたはユーザーグループにメールを送ります。

外部ユーザーにメールを送信

Statusbrewのユーザーではない外部ユーザーにメールで通知が届きます。複数のアドレスがある場合は「 , 」で区切ってください。(例123@△△, 455@〇〇, 678@△△)

Microsoft Teamsに通知を送る

Statusbrewに接続したMicrosoft Teamsへ通知を送ります。

カスタムデータ属性のアクション

会話や連絡先に関するカスタムデータ属性もルールエンジンで自動的に更新することが可能です。

カスタムデータ属性のアクション

概要

会話を更新

会話のカスタムデータ属性の値を更新します。

連絡先を更新

連絡先のカスタムデータ属性の値を更新しますUse this action to define values for the custom fields created for contact to auto update them via the Rule.

  • 会話を更新

    • 例えば、「対応レベル」を1~3のどれか選択するデータ属性を作成済み。そして、メッセージに「至急」のキーワードが含まれている場合に、対応レベル」を「1」に自動更新したいとします。

    • 新しいルールを追加 > フィルター > メッセージ > In(=)に「至急」とキーワードを入力 > 新しいアクションを追加をクリック > 「会話を更新」をクリック > 会話に関連するデータ属性が表示されるので、「対応レベル」 > 「1」を選択します。

    • 該当するメッセージを受信すると、自動でデータ属性が更新されます。

  • 連絡先を更新

    • 例えば、「添付の有無」をチェックするデータ属性を作成済み。そして、添付がついているメッセージが届いたときに、その属性を「有り」として自動更新したいとします。

    • 新しいルールを追加 > データソースを選択 > フィルターで「添付が含まれるメッセージ」 =True > アクションで、「連絡先を更新」をクリック > 連絡先に関係するデータ属性が表示されるので、「添付あり」のチェックボックスにチェックします。

    • 添付がついたメッセージを受け取ると、連絡先の「添付あり」というフィールドに自動でチェックが入るようになります。