スパムやネガティブなコメント削除の自動化
Statusbrewでは、SNSをよりクリーンで魅力的な状態にキープするため、投稿や広告に対するスパムや望ましくない、あるいは不要なコメントを自動で取り除くことができます。
SNSにおけるスパムコメントは、ブランドを貶めたり、自らの主張を宣伝する目的で、ユーザーの注意を惹こうとするスパマーにより自動化されたボットアクションの結果です。スパムコメントを放置しているとあなたの投稿にとって大切なエンゲージメントが阻害されたり、ブランドの評判に傷をつけることがあります。
そのため各SNSプラットフォームでは、基本的なスパム対策を提供していますが、それだけでは不充分です。Statusbrewでは、SNS上をリアルタイムで監視し、不適切なコメントの非表示/表示あるいは削除の自動化が可能です。
あらゆる不適切な表現の削除
ポジティブなブランドイメージを維持するためには、クリーンでリスペクトに満ちたコミュニケーション環境の優先が必要不可欠です。不適切なコメントは潜在的な顧客を妨害し、ブランドの評判に棄損します。不適切なコメントの削除は、スパム対策のはじめの一歩であり、手軽に設定することが可能です。該当する表現をフィルタリングすることによって、オンライン上に公開されてしまう前に不快な表現を取り除き、ポジティブで安全なユーザーエクスペリエンスを実現します。
手順は下記の通りです。
Statusbrewのダッシュボードより、ルールエンジンへアクセスし、右上の「新しいルールを追加」をクリックします。
ルール名を入力します。(例:あらゆる不適切な表現)
データソースを選択します。(不適切な表現を排除したいプロファイルまたはプロファイルグループを選択)
トリガータイプを選択します。(例:メッセージを受信した時)
フィルターを追加します。条件を追加をクリック > メッセージ内容 > In(=) > そのプロファイルから取り除きたい不適切なワードを入力します。
新しいアクションとして、コメントを非表示を選択します。
入力を終えたら、送信をクリックしてルールを有効化します。
Statusbrewでは、ブロックすべき不適切な表現の一覧を参考資料として提供しています。ダウンロードいただくことが可能です。

ネットワークに固有なスパムアクション
SNSや業界によって固有のスパムが存在します。例えば、LinkedInでは一方的なジョブオファーや偽のビジネス情報、FacebookやInstagramでは偽造品や偽のプロモーションに関するリンクが含まれたスパムなどがあります。
こうしたスパムを管理するため、各SNSに応じたルールを設定することが重要です。それぞれのプラットフォームで発生するスパムに対し、各特性に応じた対策を講じましょう。
各SNSに繰り返し届くスパムワードを確認し、メモします。
Statusbrewのダッシュボードより、[[ic-rule-engine]]ルールエンジンに移動し、右上の「新しいルールを追加」をクリックします。
ルール名を入力します。(例:Instagramマーケティングスパム)
データソースを選択します。
トリガータイプを選択します。
フィルターを追加します。フィルターを追加をクリック > [[i:annotate]]メッセージ内容 > In(=) > 取り除きたいワードを入力します。
アクションを追加 > コメント非表示をクリックします。
入力を終えたら送信をクリックし、ルールを有効化します。
ブロックすべきマーケティングスパムワード一覧、製薬およびギャンブル&ポルノ業界関連スパムワード一覧、不動産&金融業界関連スパムワード一覧を参考資料として提供しています。いずれもダウンロードいただくことが可能です。

スパムへのタグ(ラベル)付け
あなたのSNSが受け取るスパムコメントの量を確認するため、スパムであることを示すタグを自動で付けることができます。タグレポートを作成してその分析を行うことも可能です。
上記で作成したルールを編集して、タグ付けのアクションも追加してみましょう。
Statusbrewのダッシュボードより、ルールエンジンへアクセスします。
編集したいルール(例:Instagramマーケティングスパム)を選択します。ルール名の左にある三点メニューをクリックし、編集をクリックします。
アクションを追加します。アクションを追加 > 会話にタグを付与を選択 > 「スパム」や「荒らし」など関連するタグを選択します。
編集を終えたら送信をクリックして、追加したルール内容を保存します。
これによって、Instagramにスパムキーワードが含まれたコメントを受信すると、①非表示にする、②「スパム」というタグが付与される、という2つのアクションが自動で適用されます。
スパムの会話をクローズする
エンゲージ受信箱を整理整頓することで、スパムではなく本来のやりとりに集中しましょう。エンゲージではスパムを非表示や削除すると同時に、自動でクローズさせることも可能です。
上記で作成したルールを編集して、クローズのアクションも追加してみましょう。
Statusbrewのダッシュボードより、ルールエンジンへアクセスします。
編集したいルール(例:Instagramマーケティングスパム)を選択します。ルール名の左にある三点メニューをクリックし、編集をクリックします。
アクションを追加します。アクションを追加 > 会話をクローズを選択します。
編集を終えたら送信をクリックして、追加したルール内容を保存します。
定期的な確認とアップデート
スパムフィルターを適切な状態に保つためには、Statusbrewで設定したスパムルールを定期的に確認しアップデートすることが大切です。
新しいタイプのスパムメッセージを定期的に確認してください。新しいスパムキーワードが発生していたら、それらを確実に把握して、ルールを更新し、コメント欄から非表示にします。
誤ってスパムとしてみなされている会話がないか、非表示の会話を一通り確認してみましょう。もし誤ってスパムになっている会話があるときは非表示を解除し、適切なフィルターになるようスパムキーワードを調整してください。