ワークスペースと組織

ワークスペースと組織の違い、およびクライアントとプロジェクトを効率的に整理するための戦略について。

新しいスペースが必要な場面

Statusbrewで新しいワークスペースが必要となる場面はどんな時でしょうか?それを理解することでSMS管理の組織化と効率性を劇的に向上させることができます。これは、複雑な組織構造や複数のクライアントを管理している場合、とても重要なことです。

この記事では、新しいスペースの必要性が検討される様々な場面をご紹介します。

1つのブランドの場合

ひとつのブランドを集中して管理している場合、通常、新規スペースは必要ありません。全てのソーシャルプロファイルの様々なアクティビティを1つのスペースで一元管理する方が効率的です。

大企業の場合

サブブランドで共有機能を利用する

複数のサブブランドを抱える大企業が、同じチームメンバーで同じ機能を使う場合、1つのスペースの方が効果的です。

スペース内でプロファイルグループユーザーグループを使うことで、分類しながら、統合された管理が実現します。

サブブランドを独立して管理したい

機能やデータを共有する必要がなく、サブブランドを独立して管理したい場合、サブブランドごとのスペースを作るのがお勧めです。それによって各サブブランド独自の戦略方向やレポーティングを維持でき、データの混合も防ぐことができます。

複雑な組織構造の場合

異なるビジネスユニットや地域、製品ライン等複雑な組織構造をもつ大企業の場合は、個別のスペースを持つことで管理力が強化されます。

例えば、多国籍企業であれば、北米、欧州、アジアなど主要地域別にスペースを作ることによって、マーケティング戦略や顧客とのエンゲージメントを各地域の要望や文化に沿って実行できます。

代理店の場合-クライアントを中心としたスペース

様々なクライアントのためにSNSを管理する代理店の場合、クライアントごとにスペースを作りましょう。それによって、コンテンツ計画のカスタマイズやパフォーマンス追跡、クライアント向けのレポートなど、各クライアントのSNS戦略を独立して行うことができます。

例えば、デジタルマーケティングの代理店であれば、クライアント別のスペースでデータの混在を防ぎ、それぞれに向けたソリューションとインサイトを提供することで、サービスが強化されます。

Spaces

スペースの管理についての重要事項

Statusbrewでスペースを作成・利用することは、様々な利点がありますが、どの組織も気をつけるべき点がいくつかあります。

課金の一元化

課金は組織レベルに一元化され、プライマリーオーナーによって管理されます。この課金の一元化は、スペース内で管理されるプロファイルやチームメンバーの所在地といった個々の要素に関係なく適用されます。

アクセス権と管理

プライマリーオーナーとオーナーは組織内のすべてのワークスペースにアクセスできます。これにより、プライマリーオーナーとオーナーはすべてのスペースのアクティビティを監視・管理し、組織のSNS運用を包括的に把握することができます。