Statusbrewオリジナル指標 vs ソーシャルネットワークのネイティブ指標

Statusbrewが提供するソーシャルメディアのアナリティクスで利用できる分析指標(メトリクス)は、様々なカテゴリーに分かれており、それぞれのメトリクスが異なるデータ収集方法や目的を持っています。この記事では、主なメトリクスの種類とその違いについて説明します。

主なメトリクスのカテゴリー

  1. ジェネリックメトリクス(Generic Metrics)

    • ジェネリックメトリクスは、さまざまなソーシャルメディアプラットフォームに共通して使用される基本的なメトリクスです。これには、「Post」と「Profile」で始まるメトリクスが含まれ、これらはデータの取得方法に違いがあります。

    • Postメトリクス:

      • 「Post」で始まるメトリクスは、個々の投稿に関連するデータを測定します。例えば、「Post Engagement(投稿エンゲージメント)」は、特定の投稿に対するいいね、コメント、シェアなどの反応を集計します。これにより、特定の投稿がどれほどのインパクトを持っているかを評価できます。

    • Profileメトリクス:

      • 「Profile」で始まるメトリクスは、アカウント全体のパフォーマンスに関するデータを測定します。例えば、「Profile Followers(プロフィールフォロワー)」は、特定の期間内でのフォロワーの増減を追跡します。これにより、アカウント全体の成長やエンゲージメントの傾向を把握できます。

    これらのメトリクスの違いは、具体的な投稿に焦点を当てるか、またはアカウント全体のパフォーマンスを評価するかにあります。

  2. エンゲージメントメトリクス(Engagement Metrics)

    • エンゲージメントメトリクス

      は、ユーザーがどのようにコンテンツと関わっているかを測定します。いいね、コメント、シェア、クリックなど、ユーザーが投稿やアカウントに対して行うあらゆるアクションが含まれます。これにより、コンテンツの魅力や効果を分析できます。

  3. リーチとインプレッションメトリクス(Reach & Impressions Metrics)

    • リーチメトリクス

      は、コンテンツがどれだけのユニークユーザーに届いたかを示します。一方、

      インプレッションメトリクス

      は、同じユーザーによって複数回表示された場合も含め、コンテンツが表示された総回数を測定します。これにより、コンテンツの露出度を分析できます。

  4. 成長メトリクス(Growth Metrics)

    • 成長メトリクス

      は、フォロワー数やエンゲージメントの増減など、ソーシャルメディアアカウントの成長を追跡します。これにより、マーケティング活動の効果を長期的に評価することができます。

  5. 投稿パフォーマンスメトリクス(Post Performance Metrics)

    • 投稿パフォーマンスメトリクス

      は、個々の投稿の成功度を測定します。特定の投稿がどれほどのエンゲージメントを得たか、どれだけのリーチを達成したかを分析するために使用されます。

メトリクスの選び方

どのメトリクスを使用するかは、分析したい内容に依存します。例えば、個々の投稿の効果を分析したい場合は「Postメトリクス」を、アカウント全体の成長を把握したい場合は「Profileメトリクス」を使用すると良いでしょう。

Statusbrew独自のメトリクスとソーシャルネットワークのメトリクスの違いについての説明です。

ソーシャルネットワークのメトリクス

ソーシャルネットワーク(例:Facebook、Instagram、LinkedInなど)が提供するメトリクスは、それぞれのプラットフォームに特化したデータを反映しています。これらのメトリクスは、各プラットフォームが提供するAPIを通じて取得されるもので、主に以下のような内容が含まれます:

  • 投稿ごとのエンゲージメント(いいね、コメント、シェアなど)

  • インプレッション数やリーチ数

  • フォロワーやフォロー数の変動

これらのメトリクスは、個々のプラットフォームのパフォーマンスを測定するのに有用ですが、プラットフォーム間での一貫性がない場合が多く、クロスチャネルの分析には限界があります。

Statusbrew独自のメトリクス

一方で、Statusbrew独自のメトリクスは、クロスネットワークのデータを統合的に分析するために設計されています。これにより、複数のソーシャルメディアチャネルやプロファイルを横断してデータを取得し、統一された視点で分析を行うことが可能です。

主な利点:

  1. クロスネットワーク分析:

    • Statusbrewのメトリクスは、異なるソーシャルメディアプラットフォーム間でのデータを一貫して分析することを可能にします。例えば、Facebook、Instagram、LinkedInなどのパフォーマンスを統一された基準で比較し、全体的なソーシャルメディア戦略を評価できます。

  2. タグやセンチメントによる深堀り分析:

    • Statusbrewでは、タグやセンチメントに基づいてデータを取得することができます。これにより、特定のキャンペーンやコンテンツタイプに対するユーザーの反応を詳細に分析し、戦略の調整や改善が行えます。

  3. 統合的なパフォーマンス指標:

    • Statusbrew独自のメトリクスは、複数のソーシャルメディアアカウント全体のパフォーマンスを包括的に評価するために使用されます。これにより、各プラットフォームの個別のデータに依存せず、全体的なマーケティングパフォーマンスを測定できます。