マクロで利用できるアクション

Statusbrewマクロを活用すると、あらゆる会話への返信と関連するアクションを素早く実行できるようになります。

マクロはルールエンジンと似ていると思われがちですが全く異なる機能です。ルールエンジンはあなたの操作を必要とせず、会話に対して自動でアクションを実行します。一方、マクロは、あなたの操作を必要としますが、繰り返す操作にかかる時間を節約します。

ルールエンジンで自動化できるアクションは、ソーシャルネットワークや会話の種類によって異なります、詳細はこちらをご確認ください。

このページではマクロの適用方法や使用例をご紹介します。

マクロアクションを追加する

マクロの作成時に新しいアクションを追加することで特定のアクションが実行されるようになります。マクロの作成方法は、コメントへのリプライをテンプレート化する方法をご確認ください。

マクロアクションを適用する

エンゲージの会話にマクロを適用する手順は下記の通りです。

  1. Statusbrewダッシュボードより、エンゲージへ移動し、マクロを適用したい会話を開きます。

  2. 返信ボックスの左下にある[[ic:saved-reply] マクロを開く(返信テンプレート)をクリックします。

  3. 作成済みのマクロが表示されるので、適用したいマクロを選択します。選択したマクロとアクションは返信ボックスに表示されます。もし不要なアクションがあればをクリックして削除しましょう。

  4. 内容を確認し「返信」または「返信&クローズ」をクリックします。メッセージが相手に返信され、アクションも実行されます。

マクロの使用例

1. 返信 + タグ + クローズ

顧客より返品ポリシーについて問い合わせがあった場合:ポリシーに関する基本的な返信文を送る+「返品ポリシーへの問い合わせ」というタグを付ける+対応済みとして会話をクローズする

2. タグ + アサイン

ユーザーから商品の到着が遅れている、至急確認してほしいと苦情があった場合:「緊急-到着遅延」のタグを付ける+カスタマーサービスチームに会話をアサインし、至急案件として対応してもらう

3. 優先順位:高 + アサイン

優先順位が高いクライアントから至急の問い合わせがあった場合:会話を優先順位:高とマーク+迅速に対応するため、サポートチームの上級メンバーに会話をアサインする

4. チーム受信箱への移動 + アサイン

センチメントがネガティブと判定された会話の場合:人間によるレビューを必要とするネガティブな会話が集まる専用のチーム受信箱へ移動させる+迅速なレビューとフォローを目的として、カスタマーサポートチームにこの会話をアサインする

5. プライべートに返信する + 非表示

あるユーザーが公開ポストで個人情報を含むセンシティブなコメントを残した場合:問題を伝えるメッセージをユーザーへプライベートに送信する+プライバシー保護のため公開コメントを非表示にする

6. リプライ + 連絡先にタグを付ける

デモの希望があった場合:デモの予約方法を伝える基本的な返信文を送信する+「デモ希望」のタグを付け、スケジュール調整の際に潜在的なリードとして認識できるようにする

FAQs

マクロによるタグ付けは既存のタグを上書きしてしまいますか?

マクロは会話に新しいタグを追加しますが、既存のタグを上書きしたり削除することはありません。

複数のマクロを適用することは可能ですか?

現時点では、1度につき適用できるマクロは1つのみです。

返信文を入力せずにマクロを作ることはできますか?

はい、返信文は入力せず、タグを付ける、会話をチームメンバーにアサインする、解決済みとマークするといった組織内のワークフローとしてのアクションのみで構成されたマクロを作成することができます。