顧客タグ
Statusbrewでは、連絡先をセグメント化し、特定の基準に従って分類することにより、顧客への返信をカスタマイズしたり、重要なやりとりに優先順位をつけたり、セールスやマーケティングファネルにおける段階の把握することが可能です。
これまでStatusbrewのなかでタグを利用したことがないという方は、タグ機能の紹介と使い方もあわせてご確認ください。
Statusbrewでは、トライアルユーザー、リピート購入者、ホットリード、フォローアップ中の顧客、動きがない顧客といった、重要なユーザーを追跡するために顧客タグを作成することをお勧めしています。
Statusbrewでは、いくつか作成済みの連絡先を提供しています。
顧客タグ Vs 会話タグ
Statusbrewでは、顧客タグと会話タグは異なる性質を持っています。
顧客タグ
あなたのブランドとの関係性や行動、やりとりの履歴に基づいて、個々のユーザーやユーザーグループを分類するために付けられるタグが顧客タグです。このタグを使って顧客のプロフィールを幅広く理解することができます。顧客タグは異なる会話に追加されたままとなり、将来のやりとりに役立ちます。
例えば、可能性の高い顧客への返信時間を改善するために、「ホットリード」というタグを作り、最も可能性が高いリードとの会話に注意を促すことで、早期取引が成立し、コンバージョン率を向上させることができます。
こうしたタグは、複数の会話にまたがって付与されることで、その顧客がブランドにとってどのような存在であるのかということを、ブランドの全チームメンバーが理解することに役立ちます。
会話タグ
会話タグはその内容に焦点をあて、特定の会話に付与されます。例えば、「サポート案件」 「製品フィードバック」 「販売に関する問い合わせ」など、その状況に応じて付与されます。内容や緊急性に基づいて会話を整理するのに便利なタグが、会話タグです。
会話タグは会話スペースにおいて、顧客のアバターにホバーすることで表示されます。タグ付けされている顧客のアバターにはのアイコンがつきます。タグの追加や取り外しも可能で、誰が・いつタグを追加したのか確認することもできます。CRM機能では、タグによって顧客をフィルタリングすることも可能です。
顧客タグを作成する
Statusbrewのダッシュボードより、 設定へアクセスします。
タグを選択します。
右上にあるタグを追加をクリックします。
タグの名前を入力します。
作成をクリックします。
下記についても設定することが可能です。
概要を入力(255文字以内)
色の選択
子タグを作成中の場合、ドロップダウンで親タグを選択可能
タグの作成中は、名前や色、関連する親・子タグの階層を含むタグのプレビューが表示されます。
顧客タグを付ける
顧客タグを付けるときは、連絡先サイドバーへアクセスします。
Statusbrewのダッシュボードから、 エンゲージへアクセスします。
連絡先の詳細(連絡先サイドバー)を開き、ユーザーの詳細の下に表示されているタグを追加をクリックします。
作成済みのタグが一覧で表示されるので、追加したいタグを選択します。
更新をクリックします。
追加したタグは、連絡先サイドバーのタグセクションに表示されます。タグにホバーすると、タグを付けた人と時間を確認することができます。
タグを取り外したいときは、タグの右端にあるタグを削除をクリックします。
タグを選択するときのダイアログボックスでは、左下の「タグを作成」をクリックすることで、新規タグを作成することも可能です。
タグ付けの自動化
Statusbrewのルールエンジンでは、ルールを作成して、会話へのタグ付けを自動化することが可能です。例えば、「パートナーシップ」や「コラボレーション」 「アフィリエイト」というワードが入っている会話に、自動で「パートナーシップの問い合わせ」というタグを付けるとします。
Statusbrewのダッシュボードから、ルールエンジンへアクセスし、右上の新しいルールを追加をクリックします。
関連するデータソースを選択します。
トリガータイプを選択します。デフォルトで、メッセージが受信された時が入力されています。
条件を追加をクリックし、フィルターを追加します。
新しいアクションを追加をクリック > 会話にタグを付与を選択し、希望のタグを選びます。
送信をクリックすると、ルールが作成されアクティベートします。
ルールエンジンを使うと、タグ付けされた連絡先に関するアクションも自動化することが可能です。例えばVIP顧客というタグを作り、そのタグが付いている顧客から連絡があれば、Slackの営業チャネルに自動で通知が届くように設定することが可能です。これによって、営業チームの迅速な対応につながります。
ルールエンジンの詳細はこちら
顧客タグのユースケース
特別なお客様: 購入金額が大きい顧客や、最高位プランをサブスクライブしている顧客専用のタグを作ります。こうしたユーザーの満足度を維持するため、会話を優先し、問い合わせに素早く対応しましょう。
トライアルユーザー: 現在製品やサービスをトライアル中の潜在顧客のためのタグです。問い合わせにいち早く対応し、迅速なサポートが可能なことをアピールしましょう。
有望なリード:購入につながる可能性が高いと思われる人に付けるタグです。営業チームには、このタグが付いている人に焦点をあて対応してもらうようにします。コンバージョン率を上げ、営業サイクルの短縮につながります。