こんにちは、InstagramマーケティングのエキスパートStatusbrewです!

Instagramマーケティングにおいていかにハッシュタグが大切かを度々お伝えしておりますが、「ハッシュタグが禁止される」ことがあるってご存知でしたか?

よく「アカウントがバンされる」という言葉はTwitterやYouTubeのアカウント停止に伴う聞いたことがあるかと思います。 バン = Banned という意味で、ソーシャルメディアプラットフォーム運営側(つまりYouTubeならGoogle社、InstagramならFacebook社)からあなたのアカウントが何らかの理由により利用停止されることです。

今回は「アカウントのバン」ではなく「Banned Hashtag(直訳すると禁止されたハッシュタグ)」についてのガイドです。 禁止されたハッシュタグ(Banned Hashtag)とは、その特定のハッシュタグ(スラングや卑猥なもの)を使用した投稿がInstagramのコミュニティガイドラインに反しているため、Instagramユーザーが報告したハッシュタグのことです。つまり、そのハッシュタグを使用している投稿はすべて非表示になり、あなたのオーガニックリーチとその他エンゲージメントも著しく下がる現象を指します。

バンされたハッシュタグは、コミュニティによる報告やInstagram社独自の調査に基づいて常に変化しています。つまりInstagramのアルゴリズムが判断すればその時点でそのハッシュタグは利用不可能になります。残念ながら、Instagramは現在禁止されているハッシュタグのリストを公開していませんが、だからこそ私たちのようなInstagramマーケティングのエキスパートがいます!

そもそもInstagramはなぜハッシュタグをBanするのか?

Instagramが特定のハッシュタグを禁止するのは、ユーザーからの報告が原因です。一般的には、不適切なコンテンツを投稿したり、特定のハッシュタグをスパム行為目的で、もしくはスパムと見受けられる使い方をしている人がいるために起こります。

例えば上記の左側のハッシュタグ検索結果画面をご覧ください。#singleというハッシュタグで検索すると上記にこのように「コミュティガイドラインに反する報告があったため、この#singleというハッシュタグを使った最新の投稿はユーザーに表示されませんと警告があります。 ですが右側ではうまくこの禁止ハッシュタグを逃れるために同じsingleという意味ですが表記を変えてどのユーザーも投稿しています。 この場合はハッシュタグ間にスペースを開けているという小技が使われています、、、

Singleというハッシュタグから想像できる通り、例えば出会い系アプリのアカウントでスパム行為を行なっていたり、不適切な行動を起こすユーザーが集まるハッシュタグはよくバンされています。

英語のハッシュタグですが、バンされているハッシュタグの一部がこちらです。

#tag4like #tagsforlikes #todayimwearing #teens(teenもNG) #thought #parties #petite #pornfood #prettygirl #pushups #master #mileycyrus #milf #mirrorphoto #models #mustfollow #ice #instasport #iphonegraphy #date(datingもだめ) #direct #dm #girlsonly #gloves #hotweather #humpday #hustler

バンされたハッシュタグを使用するとどうなるの?

禁止されているハッシュタグを使用した場合、あなたの投稿はそもそもユーザー(オーディエンス)に表示されません。ユーザーがあなたの禁止ハッシュタグを使った投稿を見ることができる唯一の方法は、あなたのプロファイルに直接訪問するか、ストーリーズに投稿を 「New Post」 などでシェアすることです。

しかしあまりにも多くのバンされたハッシュタグを使用している場合, Instagramはあなたのアカウントにフラグを立てることができます。最終的にはシャドウバンされます。

シャドウバンされると、ハッシュタグ検索にまず引っかからない → せっかくの投稿がオーディエンス見られることはない → インプレッションがない = リーチがない → フォロワー獲得につながらないと悪循環が起こります。

知らないうちにエンゲージメント率が著しく落ちた場合は禁止ハッシュタグを使っている可能性が大いにあります。

では長くなりましたが、本題に入りましょう!

1.Instagramで禁止されているハッシュタグをチェックする方法

現在、手動と自動、2つの方法でハッシュタグの状態を確かめることができます。 手動による分析は、Instagram上のハッシュタグをご自身で手動でチェックすることです。 自動分析とは、ハッシュタグをチェックしてくれる外部のツールを使うことです。

Method: 手動

Instagramの探索ページのハッシュタグのタブで、使いたいハッシュタグを入力します。 検索結果に表示されてから、そのハッシュタグを使った投稿一覧に移動します。

#tag4likeで検索してみました。つまり「エンゲージメントをユーザーに誘うもの」ですね。このように先ほどの通り「コミュニティルールに違反しているよ!」というメッセージが上部に表示されます。

長所: Instagramネイティブプラットフォーム上で直接リアルタイムででの作業なので、精度に間違いがないこと、無料であること。

短所: 手動であるがゆえに一括チェックすることができません。例えば先ほどの#tag4likesも様々なハッシュタグに少し変えて適用させることができるかと思いますが、考えられる限りのハッシュタグを一つずつ入力していく作業があり時間がかかります。 もう一つのデメリットは、この方法で過去のすでに投稿してしまった写真に付いているハッシュタグをチェックするのは、もちろん可能ですが、非常に面倒です。過去の投稿ずみのハッシュタグが急にバンされる可能性もあるので、やらないよりはやった方が良いです。

Method: 自動

専用ツールを使ったハッシュタグ解析も有効な方法です。こちらはツールにサインアップして、ツールの専用フィールドにハッシュタグのセットを入力した後、自動的に教えてくれるものです。

長所: 分析ツールは、キャプションやコメントに禁止されたハッシュタグが含まれていないか過去から現在に至るまでに公開された投稿内容をチェックしてくれます。

無料でBrandHashtagやIQhashtagsというアプリケーションを用いて分析することができます。Banned Hashtag Checkerと検索にかけて探してみましょう。ただ問題なのは日本語だとまだ対応している外資ツールはほぼないと思われます。 ですので今のところ手動が一番おすすめです。

2.まとめ

禁止ハッシュタグは一晩でブロックされる可能性があります。逆に急にバンされたりするため、リアルタイムに常時チェックすることが、あなたのアカウント(つまりフォロワーやエンゲージメント)を守る方法です。

Banされたハッシュタグも安全ゾーンと危険ゾーンがあることが最近わかってきました。

例えばあなたのBio(バイオ)で使っていたハッシュタグが禁止されたものだったとしても、まだ「セーフティーゾーン」なのです。 ただアカウント自体がコミュニティガイドラインに違反している場合はInstagramはすぐ目をつけます。

禁止されたハッシュタグがフィード投稿のキャプションに表示されている写真については、写真をすり替えたりして編集し、キャプションで使用されている禁止されたハッシュタグを削除するのがベストです。写真の削除自体はおすすめできません。

なぜならInstagramは機械学習システム(アルゴリズム)を使用しており、「画像はとにかく全部削除!」のような思い切った方法であなたのプロファイルデータを変更することは、また新たにInstagramの機械学習に「学習」し直してもらう必要があるため得策ではありません。

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