こんにちは、InstagramマーケティングのエキスパートStatusbrewです。

こちらの記事をクリックしてくださったということは、最近のInstagramどうしちゃったの?!と変化に気づいた方、どうにかしたい方かと思います。そうです、きっとあなただけできっとあなただけではありません。Instagramのアルゴリズム変わったんじゃない!?なんとかしてほしい!と世界中で騒がれているのです。

この度はちょっと緊急事態ということで、Instagramアルゴリズム変更の疑惑とどんなことが起こっているのか、そしてアルゴリズムに打ち勝ってあなたのコンテンツをより多くのオーディエンスに届けるための戦略をご紹介します。また下記に「情報は自ら拾いにいくべき」と述べさせていただいておりますが、具体的に私たちStatusbrewもどのように情報をキャッチしているのかも一挙公開しますのでお見逃しなく!

(1)おさらい!Instagramのアルゴリズムとは?

すでにStatusbrewは2021年最新版のInstagramアルゴリズムについてご紹介していますが、もう一度おさらいしましょう!

一言でいうと、Instagramにおけるアルゴリズムは投稿の表示の順番を決める計算式のことです。皆さんがご覧になっているフィードやストーリーは、新着順ではなくInstagramの精密なアルゴリズムによって決まっているのです。なのであなたも筆者である私もユーザー1人1人で見ているコンテンツが違います。

特徴はInstagramアルゴリズムは常にアップデートしていること!情報は常に自ら拾いに行く必要があります。もちろん毎年公にInstagramからアナウンスされるものもありますし、Instagramについて常に最新の情報をシェアしているテック系メディアThe VergeやWIREDなどでは、InstagramのCEOのインタビュー取材記事など掲載されています。

Instagramから公に私たちStatusbrewの様なサードパーティー製アプリケーションディベロッパーだけに限定して開示されるものではなく誰もゲットできるブログ記事があります。Instagram For Businessのブログはみなさんチェックしていますか?例えば最新のInstagramリールなどについてはこちら下記の記事のようにシェアされていますね。

(1)-1.もっと詳しく!情報を取りに行く方法

□ソーシャルメディアマーケティングのコミュニティに属すること!

やはり界隈つまりソーシャルメディアマーケティングの世界規模のコミュニティに属することが一番です。私たちStatusbrewはかの有名なマーケターMatt Navarraが主催するThe Social Media Geek Outというソーシャルメディアマーケターが集まる会員制Facebookグループに所属して、今回の様にアルゴリズムのアップデートについての議論などを常にチェックしています。

Social Media Geekout

□redditなどの巨大フォーラムでマーケターやエンジニアの話を聞こう!

redditとはアメリカ発の投稿ウェブサイトでマーケターたちが活発に議論が交わされている巨大なフォーラムです。私はInstagram Algorithmなどの検索キーワードを叩き、下のリンクの様にいち早くこのトピックに気づいたり興味関心を持っている世界中のエンジニアやソーシャルメディアマーケターのインサイトを参考に自分も取り入れる様にしています。

めちゃ盛り上がってます。日本でいう2chとでもいいましょうか…

(2)どんなことが今起こっているの?症状例!

前置きが長くなりました!早速今Instagramで何が起こっているのか、自分の経験と合わせてTwitterで”Instagram Algorithm”と検索して訴えてる人の声を集めました!!

LINEでの会話です

筆者のリアルな友人とこの様に会話をしていたことがきっかけでもあります。そうなんです、まず表示される人の隔たりがあること!そしてリーチとエンゲージメントが著しく急落していること大きく2つに分けて声が上がっています。

具体的に見ていきましょう!

(2)-1. リーチとエンゲージメントの急落

2020年8月の中頃(特に15日〜19日)にかけてエンゲージメントとリーチが急落しているようです。特にビジュアル重視のソーシャルメディアプラットフォームであるInstagramは個人アーティスト、漫画家やイラストレーターのかたが多くいらっしゃいます。

アーティストとしての作品ギャラリーとしてInstagramを利用しているのに、フォロワーのたった数%にしか届いていないってどういうこと!?という声が多く見受けられます。

  • ケース1

    :私のアカウントには3000人を超えるフォロワーがいて、以前のリーチは通常1000〜1500程度で、平均して200〜250件のいいね!がありました。過去数週間、私のリーチはほとんど400を超えていません。コンテンツ自体は向上していると思うのに、モヤモヤする!

またさらに類似ケースです。ユーザーは急落をスクリーンショットに撮っていますのでより実感が湧きますね。

  • ケース2

    : 2000以上あったリーチが250までに減少してしまっている。特にハッシュタグからのリーチが落ちている

    模様。Instagramは大きなビジネスアカウントのみ押し上げて私たちのような中小ビジネスは切り捨ているのでは?

(2)-2. 時系列でフィード投稿が表示されない

フィードの表示方法が変わったようです。基本は同じ投稿は2度は表示されない=スクロールするほど違う新しい投稿を見ることができるはずだったInstagramが、何日間も「みたことのある」投稿がフィードに表示される現象が。つまり本当にみたいはずのコンテンツは飛ばされている可能性が高いです。

ケース1: 800人をフォローしているが、2日連続で特定の6人の同じ投稿だけがフィードに表示されています!どうして?

こちらもまさに同じケースですね

ケース2:私も同じ投稿を48時間連続でスクロールし続けています。最初の数件の投稿をタップして更新しても昨日から見ているのと同じ投稿です。どうしてでしょうか?

ケース3: ハッシュタグの特定のキーワードを検索すると、ほぼ現在位置に限った投稿しか結果に表示されません。例えば#brotherloveと検索をかけたのですが私が今いるインドからの発信のみしか受け取ることができないようです。

どうしてなのでしょうか?

他にも…特定の20人ほどのフィード投稿しか見ることができずに他にどんな人をフォローしていたのかわからなくなってしまう->フォロワー整理->エンゲージメント下がるの悪循環になっています。

(3)私たちの見解

結論から申し上げるとアルゴリズムがどのように機能するかを正確に知る人はいません。え、作った人は?と思うと思いますので少し語弊がありますが、アルゴリズムは機械学習でありまだまだ不透明なプロセスです。コンピュータは、「この投稿はあの投稿よりもいいね!」のように、データから何かを予測できます。しかし、なぜコンピューターがその予測を最初に行ったのかをリバースエンジニアリングするのは非常に困難なのではと思います。

しかし逆を返せば多くの場合、コンピュータは人間の行動を再現し、私たち自身のコンテンツに対するエンゲージする癖を把握したり、さらにポッドやフォロワー売り買いなど危険なことの対策を強化するのに役立ちます。

ただし、あらゆる業界のブランドや企業にとっては、まだ問題なく機能しています。Instagramはプラットフォームをより専門的なそしてビジネス向けのものに合理化しようとしているように私たちStatusbrewは感じています。つまりボットがなく、偽のアカウント/エンゲージメントが少ない、Instagramにとっての理想の「ソーシャル」をなんとか作り上げようとしているのではないでしょうか?

したがって、まずこのアルゴリズムは今後このようなユーザーの声も含めてさらにアップデートされる可能性があるのでしばし待て、ということがまず1点です。

(3)-1. Instagramの方向性

そしてInstagramから公式なアナウンスとして出されているのは遡ること2019年1月のこのツイートです。

@Instagram

一言でまとめるとアルゴリズムはこれまで通り関連性、適時性、投稿の頻度、フォローしている人の数などの要因に基づいていることを発表しています。つまりフィードはあなたが普段最もエンゲージしている投稿やアカウントが表示されます。

こちらは今年3月に私たちが書いたブログの通りですね。多くのユーザーが「いやいや普通に平等に時系列順にしてくれよ!」と総ツッコミを入れていますが、このツイートより後の公式声明は確認できておらず、やはり前文でシェアしたコミュニティなどのユーザーの見解をシェアしつつ攻略していくことをお勧めします。

(4)アドバイス

これまでStatusbrewではアルゴリズム攻略法をすでにアドバイスしてまいりましたが、今回おさらいとさらなるアドバイスを含めてこちらでようやくシェアさせていただきます。

1:一度に多くの人をフォローしたり、一度に多くの人のフォローを解除したりしない 2:フォロワーを購入しない 3:エンゲージメントグループ(Instagramポッド)に参加しない 4:ニッチをむやみやたらに変えない、ポリシーを貫く 5:1日1回、定期的に投稿する、3日以上空白期間をあけないこと 6:1080x1350のディメンションを守って投稿すると、すべての画面が表示される 7:ストーリー、ビデオ、IGTV、複数の画像と幅広くツールを使う 8:ハッシュタグの力を最大限に利用する 9:それでもピークタイムに食らいつく

(4)-1. Instagramポッドなどグレーなことはしない

はい、こちらはエンゲージメントグループとも呼ばれているものですね。要は特定のコミュニティグループを使って「私のアカウントはこれだよ!」とシェアしてお互いにいいね!やコメントをして協力体制でエンゲージメントを獲得していく手法です。 ある分野においては効果があると言われていますがおすすめしません。Instagramも賢く特定のユーザー同士で作業をしているとすぐに気づいて逆にシャドウバンされたり逆に順位が下がったりするためです。

(4)-2. ニッチを変えずに一貫性を保つ

自社製品のプロモーション、自身のアート作品(モデル撮影や自然など)であるのならばコンセプトをむやみやたらに変えたりせずにコンテンツの中身や見せ方も一貫性を保つようにしましょう。

Statusbrew: Composer

Statusbrewなどのソーシャルメディアマーケティングツールは自分たちのコンテンツがブランディングやキャンペーンのコンセプトから外れていないか常に社内のチームとチェックしながら快適に投稿を作成することができます。

さらにコンテンツの質を上げるという面でも例えばCanvaのような誰でもプロフェッショナルなコンテンツをInstagramの推奨サイズにぴったり合わせて作成することができますので、ご自身のデザインの一貫性を確立させるためにもどんどん頼っていくべきでしょう。

Instagramの中でも様々な投稿の種類に合わせた無数の美しいデザインがありますよ!

(4)-3.画像のサイズにこだわる!

Instagramには3つの主要なディメンション(寸法)がありますが、1080x1350はフィードで最大のスペースを占めるものです。

Statusbrew: Composer

これにより、気が散ることがなくなり、人々は次の投稿や派手な広告にジャンプするだけでなく、あなたのアーティスティックな作品のチェックに時間を費やす可能性があります。

さらにヒントとして、1枚だけではなく2枚目の写真も複数画像投稿として、その2枚目をちょっとズームさせて追加します。これを行うと、Instagramが投稿をそのユーザーに2回表示することになります。さらにその2枚目を見るためにスワイプしなかった人をカバーするためにも、30秒〜59秒の動画も投入しましょう。

(4)-4. ハッシュタグの力を今こそ利用

ハッシュタグは、ほんの数秒でオーディエンスの目を引き付けるのに役立ちます。コンテンツマーケティングの一部としてハッシュタグを含めると、投稿が基本的に検索可能になりますよね。 ブランド、製品、およびコミュニティのハッシュタグの組み合わせは、エンゲージメントを促進する絶好のチャンスです。

またしてもInstagramからスパマーに見えないようにするため、キャプションをむやみにハッシュタグで膨らませるのではなく、成果の高いタグのみを使用することをお勧めします。Statusbrewを使用すると、リーチを最大化するために使用するタグを特定することができます。

(4)-5. ピーク時間に食らいつく

もう何を狙っていいのかわからない、と変化の激しいアルゴリズムに対して焦ってパニックになっているのではないでしょうか?おそらく、Instagramアルゴリズムで勝つ最も簡単な方法は、ハッシュタグもそうですがオーディエンスのアクティブピーク時に投稿することです。

ピーク時の投稿公開は、必ずしも大量のインタラクションを促進するわけではありません。ただし、逆にオーディエンスが非アクティブな時間に投稿するよりもずっと精度が高くなります。

今のアルゴリズムの動きでは「これ!」と定まる要素が足りないかもしれませんが、誰もがオーディエンスは異なるため、このタイミングだからこそ取り組む必要があるのではないでしょうか。Statusbrewのカテゴリ投稿機能でテストを繰り返し、フォロワーがコンテンツを見る可能性が高くなる時期を検出そして検証します。その後、それらの時間にヒットするように事前に投稿をスケジュールできます。

さらに大放出!一貫して投稿した場合にやっと機能することが証明されているヒントをいくつか紹介します。

アルゴリズムに関わらずInstagramというソーシャルメディアプラットフォームの真髄に立ち返りませんか?

(1)Instagramは非常に高速なメディアである

思い出してみてください。あなたも普段、お手持ちのスマホでどんどん親指でスクロールしていますよね。オーディエンスが投稿を見るのは数秒しかかかりません。そこでどんなことが「オーディエンスのためのコンテンツになっているか」を考えることが重要です。つまりあくまでオーディエンスの役に立つコンテンツでなけれはいけないということです。

1- ライフハックなどを提供することで潜在的なユーザーの問題を解決している 2- オーディエンスが以前に知らなかったことを学べる 3- オーディエンスが理解しやすく楽しめる

(2)大小のローカルハッシュタグを使用する

たとえば、#旅行 は非常に大きなジャンルです。#旅行を使ったアカウントは無数におり、投稿は最初の数分間しか表示されず、奈落の底に消えてしまうものです。 #mylocalsmalltownや#ボルドー #岐阜旅など、オーディエンスが少ない旅行関連のハッシュタグでは、ずっと長く表示されます。

(3)共感性を呼ぶストーリーを語る

ストーリーテリングは大きなものです。 こちらの例をご覧ください。私の場合は自身が働くStatusbrewという会社がどう創業したのかを語ってみました。特別よく撮れた写真ではないですが、オーディエンスはこの文章を読んでエンゲージしてくれました。そして最後に、行動を促すフレーズ(CTA)を作成します。 つまり、この投稿をみたオーディエンスに具体的に何をしてほしいかを正確に伝えます。例:コメントください!プロファイル(bio)からウェブサイトに行ってみてください、など。

もちろん、あなたのInstagramアカウントはあなたに関するものです。 しかし、より多くのオーディエンスを増やしたい場合は、アカウントが成長するまでオーディエンスに焦点を当てたコンテンツを増やし、エゴコンテンツを少なくする必要はあると思っています。人々は、特にInstagramのような高速で視覚志向のメディアでは、自己中心的です。 オーディエンスにとって最も必要なことは何かを立ち返って考えることがInstagramマーケティングにおいて重要だとStatusbrewは考えています。

StatusbrewはInstagramマーケティングに特化した一元型ソーシャルメディアマーケティングツールです! 本記事の右下にあるライブチャット(24時間365日)でいつでもご相談受け付けています。