Potential Reach (ポテンシャルリーチ)
ソーシャルメディアでは、人や企業が持つ最も重要なソーシャル資産の1つはリーチです。リーチはソーシャルメディアマーケティングでは一般的な概念ですが、同様の指標であるインプレッションと混同されることがよくあります。多くの人は、リーチとインプレッションの両方が、できるだけ多くのリードとつながることだと信じています。がしかし、これらの用語には互換性がありません。リーチとは、コンテンツを見て潜在的に関与しているユニークユーザーの数です。一方、インプレッションとは、コンテンツが誰かのソーシャルメディアフィードに配信された回数のことです。つまり同じ人物(ユーザー)で5回分のインプレッションを獲得できますが、だからと言ってエンゲージメントのメリットはありません。
フォロワーの何人が実際にあなたの投稿を見ているのか疑問に思ったことはありますか?これをリーチと呼びます。実際にあなたのコンテンツが届いている人は、全体の2%にまで下がることがあります。こう考えるとある意味恐ろしくはないでしょうか?投稿とは一見楽そうに見えて、一つのコンテンツを作ることにはものすごく労力が要ります。それを一人でも多くの人にリーチさせようとしたらなおさらですよね。
潜在的リーチは、TwitterでツイートしたりInstagramに写真や動画を投稿したりするたびにつながる、ターゲットオーディエンスの人数を推定するものです。「リーチ」はすべてのソーシャルプラットフォームに共通する概念ですが、最も一般的にはFacebookにおいて使われる言葉であり、有料広告を設定するときにもリーチを予測できます。
Facebookは、特定のキャンペーンを出稿するときに、コミュニケーションできる人数を推定します。これは、ROIの計算やソーシャルメディア戦略の予算の選定などの見積もりに役立ちます。
高いリーチ率を得るために役立つリストをまとめてみました。
まずリーチには潜在的なリーチがあり、実際のリーチがあります。 2つの違いを理解することが重要です。今日こちらで主にお伝えするのはポテンシャルリーチ、つまり前者です。
潜在的なリーチ(ポテンシャルリーチ)実際のリーチ(アクチュアルリーチ)あらゆるソーシャルネットワークでのポテンシャルリーチの拡大
長いコンテンツ投稿と短いコンテンツ投稿を投稿し、どの投稿がより頻繁に表示されるかを確認します。
1日のさまざまな時間に投稿してみて、投稿に最適な時間を把握する。
全く種類の異なるコンテンツをシェアします。 ほんの数文のディスクリプションや、写真、さらにはGIFなど
長いコンテンツと短いコンテンツの例をご紹介します。
まずこちらが長いコンテンツです。
コンテンツとして最終的に「ユーザーに届けたい内容」は同じですが、ソーシャルメディアプラットフォームごとで伝え方を変えています。
そして、プラットフォームを変えただけではそれがもっとも適切なアプローチかはわからないため、適切な時間を把握するためのテストとしてもコンテンツプランニングを私たちStatusbrewは行なっています。
Statusbrewで「最適な投稿時間」を掴むためのカテゴリー機能です。左側のカテゴリー名前の[JP]とあるカテゴリーをみてみてください。Morning Commute DigestとEvening Commute Entertaimentという月曜日〜金曜日までで毎日合計2つの投稿をStatusbrew日本のソーシャルアカウントより発信しています。
Morning Digestは、朝の通勤時間(7:50)にマーケティング知識をつけるため、会社に着いてから活かしてもらえるような内容を決まった時間に発信しています。逆にEvening Entertaimentというカテゴリーでは、ユーザーの仕事終わりの時間帯(18:30)にさらっと読めるものを発信しています。さらっと読めるとは、仕事の後で疲れている頭に朝に発信したような内容は読んでもらえないと予測しているからです。
このようにただ発信するだけではなく、メディアごとに最適なコンテンツ、投稿時間を把握するためのテストをしていくことでリーチの拡大に繋がります。実際に面白いね、と拡散が広まりそこから最終的にリードに繋がったケースが何件もあります。
測定
ソーシャルメディアでは効果測定が非常に重要です。 これは、FacebookページまたはTwitterアカウント、Instagramプロファイルの運用状況を追跡するのに役立ち、改善の余地があるかを分析します。
傾聴する
あなたの投稿にコメントしている人、あなたのキャンペーンや商品について語っているオーディエンスの意見に耳を傾けてください。 彼らの意見を聞くことにより、その周辺のオーディエンスが好きなもの、彼らが普段何に惹かれるのか、こだわっているのか、逆にそうでないものに対してより良いアイディアを持つことができます。