Audience (オーディエンス)
ソーシャルメディアにおけるオーディエンス(=視聴者)とは、あなたの公開するコンテンツにリーチする集団のことを指します。オーディエンスには、すべてのフォロワーと、フィード上であなたの投稿になんらかのアクションをする人が全て含まれています。ソーシャルメディアのオーディエンスを増やすことは、あなたのブランドの認知度を高めるための最良の方法の1つです。
そんなソーシャルネットワークでのオーディエンスとつながるのに苦労はしていませんか?彼らがオンラインでたむろしている場所をきちんと把握していますか?
ソーシャルメディアマーケティングの取り組みを最適化するには、顧客になるオーディエンスが誰であり、そのオーディエンスがもっとも24時間中の時間を費やしているソーシャルネットワークを知ることが重要です。
この記事では、ソーシャルメディアでターゲットオーディエンスとつながる方法について説明します。
1:理想的なオーディエンスを特定する
あなたがソーシャルメディアマーケティングを始めたばかりで、もしくは途中だけれどうまく結果が出ていない場合、私たちStatusbrewからの質問は「そもそもあなたの理想的なオーディエンスは誰ですか?」です。
例えば女性である、年代は〜〜、仕事は自営業、などこれらの回答はあなたにも当てはまるかもしれませんが、時間を費やす場所の優先順位付けに役立つわけではないため、オーディエンスを見つけるのに役立ちません。
あなたのターゲットとする人物像はどこなのか?これらの質問に答えられますか?実際に私たちStatusbrewが使っている、狙うべきオーディエンスを開拓するために、また自分たちの方向性を再認知するための質問集です。
Define the different types of "customer" 異なるタイプの顧客を定義づける
- Who will be the product's day-to-day user? あなたの製品の日々のユーザーはどんな人か?
- Who are the influencers and recommenders? あなたの製品のインフルエンサーもしくはオススメしてくれるような人はどんな人?
- Who is the "Economic Buyer?" (i.e. whose budget will pay for it?) 実際に決済権があるような人ってどんな役職の人?
- Do you think the Economic Buyer has an existing budget for this product or do they need to get one approved?
- Who are the "Decision-makers?"
- Who else needs to approve the purchase?
- Customer visionaries understand they have a pain and can visualize a solution. Where do you think you will find them?
- In what title or function?
- In what company type?
- In what industry segment?
- Reminder: a visionary is a paying customer
- Where is an organization do you think your first customers are?
- What departments?
- What are their titles?
- How do they differ from later customers? (Hint: Lots in a new market, little in an existing market.)
- What problem does the customer have?
- What do you think the biggest pain is in how they work?
- Is it the same on all levels of the company?
- If they could wave a magic wand and change anything what would it be?
- Since your product doesn't exist, what do people do today to solve their problem?
- Don't do it? Do it badly? Don't recognize the need?
- Where on the "problem recognition scale" is each type of customer (users, recommenders, economic buyers)?
- Latent Need (you recognize that the buyer needs your product but they don't ... yet)?
- Active Need - the buyer is in pain (they recognize a need but don't know how to solve it)?
- Has a vision of a solution (the buyer has a vision of how to solve their problem)?
- What is the organization impact of this pain?
- Individual?
- Departmental?
- Corporate?
- Define the magnitude of customer need - Is this a mission critical product?
- Is this a have-to-have product?
- Is this a nice-to-have product?
- Is this product so important that the customer have built it themselves?
- How well do the product features and benefits fit?
- How does the potential user of the product spend their day now?
- What products do they use? How much time do they spend using them?
- How would the world change for these users after they had your product?
- How would it change their day? Their lives?
- Would there be new users?
- Summarize the "Day in the life" of a customer
- How would customer justify ROI for this product
- What will be measured?
- Revenues? Costs - reduction or containment? Displaced costs? Avoided costs? Intangible?
- What is the smallest/least complicated problem that can be solved for which the customer will pay for?
- What is the smallest feature set they will pay for in the first release?
Exit Criteria: A well writter description of a Customer and Problem Model. This includes hypothetical workflow and process. You then want to guess if the customer feels a pain and if so how widespread is its organizational impact.
2:オーディエンスの規模を決定する
オーディエンスを理解したら、Facebook広告マネージャーを使用してオーディエンスのサイズを推定できます。たとえば、健康や栄養に関心のあるアメリカのメイン州の女性にリーチしたい場合、Facebookで62,000人がそのオーディエンスと一致していることがわかります。

オーディエンスが期待以上に小さすぎる場合は、内容を変更してオーディエンスを拡大する必要があるため、Facebookのターゲティングだけでも有効なツールです。反対に、オーディエンスが大きすぎる場合は、より狭いニッチをターゲットとして開始することをお勧めします。
もちろん、誰もがFacebookにいるわけではありませんが、Facebookの良いところは圧倒的な世界中のユーザーの細かなデータを保持していることです。
3:オーディエンスを調査する
ある程度の期間、そのビジネスを行っている場合は、調査できる顧客=オーディエンスがいます。
ソーシャルメディアキャンペーンを最適化し、広告費を賢く費やし、ゲストブログの機会をターゲットにするためには、オーディエンスがオンラインに駐在している場所を知る必要があります。 調査の一環として、現在いる顧客=欲しかったオーディエンスに以下のような質問をしてリソースを集めましょう。
- どのソーシャルメディアサイトを定期的に使用していますか?
- _______についての情報を得るためにどのWebサイトにアクセスしますか?
- PodCastを聴いたりしますか?
- あなたは定期的にブログを読みますか? もしそうなら、どれですか?
- オンラインでフォローしている人や注目している人は誰ですか?
下記は私たちStatusbrewがユーザー調査のために、お客様にお願いしているアンケート調査です。実際のアンケートはこちらをご覧ください。

私たちはTypeFormを利用していますが、無料で利用したい場合にGoogleフォームをお勧めします。Googleフォームは、たとえばオーディエンスのフィードバックをグラフィカルに表示するため、イベントに関するフィードバックを収集するのに最適な方法です。
4:オンライン上の行動の調査
まだそのビジネスを始めたばかりの場合、顧客ベースが小さすぎて意味のある結果が得られない場合、または新しいカテゴリに拡大している場合は、Online Behaviorというものを調査してみましょう。
Pew Research CenterやStatistaには、あなたのオーディエンスがオンラインでどのような行動をとっているのかの内訳など細かなデータの宝庫です。日本でいえば、経済産業省や総務省情報通信政策研究所などのデータバンクもお勧めです。このように、特定のプラットフォームや他の国に関する情報を提供する研究やインフォグラフィックを見つけることは難しくありません。 性別、年齢、教育などに基づいた、あなたのオーディエンスが駐在する上位のソーシャルメディアチャネルの構成をこのようなデータバンクからまずは集めてみましょう。
5:オーディエンスを見つけてつながる
ある程度のデモグラフィック統計を確認したら、その知識をさまざまなソーシャルメディアプラットフォーム全体で機能させる準備が整いました。
あとは任意のソーシャルメディアプラットフォームでできる限りオーディエンスエンゲージしましょう。多くの企業や起業家に最適なプラットフォームで理想的な顧客とつながる方法は各プラットフォームで多々あります。まずはTwitterからご紹介します。
TwitterのリーチはFacebookのリーチよりも狭いですが、理想的な顧客を見つける機会があります。まずは、Twitterのキーワード県s買うを使ってモニタリングしてみましょう。Twitterで特定のキーワードや自社もしくは競合他社のアカウントをモニタリングすることで、ブランドや業界で起こっているすべての会話のアップデートを取得し、トピックの相関性や見落としていたトレンドを全てキャッチします。そこからあなたの新たなリードに関わるキーパーソンとなるオーディエンスを見つけていくこともできます。このような機能はソーシャルメディアマーケティングツールなどを採用することで可能です。

次はads.twitter.comの広告プラットフォームも始めてみましょう。 Facebookと比べるとTwitterはきめ細かなターゲティングツールはありませんが、地理、性別、キーワード、興味、インフルエンサー(ここでは「フォロワー」と呼ばれます)などに基づいて、オーディエンスを見つけてリーチすることができます。
Twitterの広告プラットフォームでは、より多くのフォロワーを獲得したり、ユーザーをWebサイトに誘導したり、ページを絞り込んだり、他のアクションに従事したりすることに集中できます。広告プラットフォーム以外にも、上記のようにTwitterの高度な検索ツールを使用して、オーディエンスを見つけることができます。例えば地元で漫画喫茶や書店を運営している場合は、近くの顧客や見込み客を、その場所やツイートの内容に基づいてターゲットにできます。
その高度なTwitterの検索方法もマスターしておきましょう。意外と知られていない検索方法ですのこちらをチェックしてください。
一定の人物=オーディエンスを特定したら、今後の見込み客になりうるユーザーをどんどんフォローしましょう。
フォローバックが仮になかったとしても、ローカル本屋ファン、のような新しいTwitterリストを作成できます。もちろん、ソーシャルメディア専用のCRMツール なども利用すると良いでしょう。ただ顧客リストとして登録するだけではなく、彼らがそのことについてTwitterで話題している時にこそエンゲージしましょう。エンゲージとは、具体的にそのTwitter上のツイートにリプライやDMという形でこちらからコミュニケーションを取ることです。
ほとんどのソーシャルメディアマーケティング担当者は、Facebookでのビジネスのオーガニックなリーチは衰退していると言っているのが事実です。 少しデータが古いですが、以下のグラフをご覧ください。すでに2014年の時点で半分以下になっていて、2019年でほぼ2%です。今後ますます厳しくなってくると予想されているにも関わらず、なぜみんなFacebookから離れないのでしょうか?
Facebookがマーケティング担当者にいまだに愛される理由
マーケティング担当者がFacebookを手放すことができない理由の1つは、Facebookがさまざまなソーシャルメディアチャネルの中で最大のユーザーベースを持っていることです。世界中で26億人を超えるユーザーがいるため、マーケティング担当者は、ターゲットユーザーが必ずこの中にいるという揺るぎない自信があります。
しかしながらオーガニックリーチの減少率はとどまることを知らないため、やはり有料広告に投資を費やす必要があります。 Salesforceが実施した調査によると、企業やブランドの広告予算の66%が、Facebook、Google検索、YouTube、Instagramの有料広告に費やされています。
それでもFacebookは、ビジネス、製品、およびサービスをオンラインで宣伝するマーケティング担当者にとって依然としてトップシェアを誇るプラットフォームです。Statusbrewと同じくソーシャルメディアマーケティングツールを販売するBuffer社の調査によると、オーガニックリーチが減少していても、他のFacebook内のマーケティングツールを利用するためにFacebookを利用し続けている割合は96%だそうです。

さて、Facebookでオーディエンスを見つける方法ですが、最も簡単な方法は、Facebook Ads Manager(広告マネージャー)で理想的なユーザー層をターゲットにすることです。
Facebook広告マネージャーには、オーディエンスを見つけるための他のオプションがあります。 まず顧客のメールアドレスをFacebook広告マネージャーにアップロードして、カスタムオーディエンスを作成できます。
カスタムオーディエンスを作成したら、類似(Look alike)オーディエンスのターゲティングを作成するようFacebookに要求できます。 類似オーディエンスは、最も価値のあるオーディエンスと同等だと思っていただいて構いません。
ただし、より多くの結果を求めるには、この似たオーディエンスにフィルターをさらに適用する必要があります。 たとえば、ヴィーガンやオーガニック食品サービスというビジネスだったとして、その顧客データベースは、その店舗付近のみに限定される場合があります。 類似のオーディエンスは世界中のどこにでも住んでいる可能性があります。 ヴィーガン食品のデリバリー事業の場合、配達地域の広さに応じて、自宅の都道府県または出身地の類似オーディエンスにフィルターを追加します。
これらのターゲットを絞ったFacebookユーザーとエンゲージするには、ビジネスページ、無料のウェビナー、オンラインストアへのリンクなど、より深い関係のプロセスを開始するためのあらゆるものを宣伝します。
Facebookを個人として使用していて、対象ユーザーを見つけたい場合は、Facebookの検索バーを使用して、理想的な顧客の興味に一致するグループやコミュニティを見つけます。

検索結果には、オーディエンスが集まっているグループが表示されます。 会話に参加してネットワーキングを始めましょう!私たちStatusbrewも、Facebookで最大級のThe Social Media Geek Outという会員制のコミュニティに社員全員が所属し、そこで「良いマーケティングツールはないのか?」「こういう場合の解決方法は?」というコミュニティ内のメンバーのクエリに対して積極的にコメントを投下して新規顧客を獲得しています。
LinkedInにも広告プラットフォームがありますが、本当の力は調査ツールとオーディエンスと1対1でつながることです。東京都の人事担当者に連絡したいとします。 プロフィールに関連する用語が含まれる人を検索するだけです。 たとえば、「ヒューマンリソース(人事)」を検索して、場所を「日本の東京都」などの地理的エリアに制限します。
Current Companyフィルターの下でGoogle、Apple、IBMなどを選択することにより、検索をトップテクノロジー企業で働く人々にさらに絞り込むことができます。